スマホの近くで高速処理

すべてを雲の向こう、データセンタなどで済ませるクラウドコンピューティングが隆盛である。

インターネット経由のそれは、レスポンス等が通信事情に左右される。モバイルデバイスの数は年々増えているし、企業・団体などでもクラウドサービスの利用が一層進めば、ネットワークはさらに混雑し、満足なレスポンスを得られなくなる可能性がある。

日本ではいま、インバウンドでGDPを底上げしようと、官民挙げてさまざま取り組んでいる。が、旅行者はフリーWi-Fiスポットの数やレスポンスで日本の先進性やIT、おもてなし度を測る。クラウドという仕組とその発達に起因するレスポンスの悪さであっても、それがそのままこの国のイメージになってしまう。
旅行者に限らず市民と公共・行政機関、企業も、ネットワークトラフィックの増大による悪影響を受ける。

2020年に向けてさらなる増大が予測される。そのため、アプリケーションなどのデータ処理の一部を、利用者側とクラウドの間に配置したエッジコンピュータに割り当てることで、エッジコンピュータからクラウドへ送信されるデータ量の抑制が可能となるエッジコンピューティングが注目されているという。
富士通ネットワークソリューションズ株式会社(FNETS)は、今後活性化するエッジコンピューティング市場におけるビジネス拡大のため、Relay2 Inc.の次世代クラウドWi-Fiプラットフォーム(クラウドサービスおよびアクセスポイント)の販売において、Relay2と国内総代理店契約を締結した。

同プラットフォームを利用することで以下のメリットが得られる。

ー M2Mに代表される遅延要求に厳しいリアルタイムアプリケーションの実現。
ー バックホールへのアクセスが最小限となり、ネットワーク帯域不足が改善。
ー 高速なアプリケーション処理をデバイスの性能問わず実現。

そして、「災害時にネットワークが切断されたオフライン環境でも格納した災害情報や避難所案内などの情報配信が可能」となったり、「アクセスポイントにコンテンツを格納しておくことで、バックホールに依存しない安定した通信を提供」したり――。「バスなどの移動車両やイベント会場などで、映像や観光情報などを利用者が快適に受信」や、「LANケーブルを敷設できない環境でも携帯会社のネットワークを利用してWi-Fiサービスを提供」することができるとのことだ。

エッジコンピューティング市場に本格参入のため、Relay2の次世代クラウドWi-Fiプラットフォームを採用

カテゴリー: 情報通信   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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