そしてきょう、同社は、生命保険会社向けソリューション「sosiego(ソシエゴ」の第2弾ラインナップ――営業活動/保険申込/各種サポートなどのサービスを提供する「sosiego Front」と、人工知能(AI)などを活用した様々な分析サービス「sosiego Analysis」の提供開始を発表した。
ベースとなる「sosiego」は、TISの生命保険会社向け業務システム構築の技術・ノウハウに、「AI」や「ビッグデータ」などの先進技術を組み合せ、新契約/保全/保険金などのバックオフィス業務、営業活動/保険申込/各種サポートなどのフロント業務、AIを活用した先進型分析などの企画・分析業務の3つの領域で、システム/ソリューション/サービスを提供するトータルソリューションだという。
業務上の課題を明確にした上で、製品/パッケージ/ソフトウェア/サービスなどの組み合わせを、TISが最適なものを取捨選択して提供する問題解決型ソリューション。生命保険業界を含め各種業界で多くの実績を持つ各製品/パッケージ/ソフトウェア/サービスを取り揃え、生命保険会社の課題に合わせて提供するという。イメージ図を見ると、各種業務処理の全体最適を目指していることがわかる。
ここに今回追加された「sosiego Front」と、「sosiego Analysis」は、以下のようなサービスとのことだ。
「sosiego Front」――対象領域: 保険募集、営業サポート、お客さまサポート、保険設計、保険申込、マーケティング。
提案例および効果:営業活動管理/SFA(SFA/CRM導入)、リアルタイム画面共有や個別動画、タブレット型コンテンツ管理の組合せと、その実行支援より、募集人の活動支援や活動管理、わかりやすい商品説明、契約者様期待値の維持向上を実現。
「sosiego Analysis」――対象領域: 社内外情報収集・分析、データマイニング、データモデリング、不正検知。
提案例および効果:各種企画/各種戦略策定実行支援コンサルティング、分析プラットフォーム、データマイニングサービス、データモデリングサービス、各種データ分析サービス、各種分析・モデリングのアウトソーシング/BPOなどの組合せと、その実行支援により、保険金支払査定業務のような領域で、蓄積している過去の支払履歴データ等を用いて、AIを利用した関連性の判断を行う解析モデルを作成して、業務目的に沿った答えをサジェスト。
ほかにも様々な利用例を想定しているTISでは、「sosiego 」の本格展開により、保険と情報技術の融合「インシュアテック」への取り組みを強化するとした。