世界初のCT、従来比2倍の空間分解能

東芝メディカルシステムズ株式会社、高精細CT装置 Aquilion Precision の販売開始について

(BP-Affairs編集部)

X線CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)装置は、開発の過程で広く、速く、細かく撮影できるようになり、様々な臨床価値を見出してきた。

「広く」という点では、2007年に16cmの幅が1回転で撮影できる320列エリアディテクターCT装置を発表し、心臓や脳など人体の主要な臓器全体を1回転で撮影できるようになった。
「速く」という点では、最速で0.275秒/回転の高速撮影を実現した。
だが、「細かく」という点では、この30年間大きく変わることはなかったという。

東芝メディカルシステムズ(株)はきょう、 世界初の高精細CT装置 Aquilion Precision™の国内販売を開始した。
より微細な人体構造を鮮明に描出したいという診療ニーズに応えるべく――。

同装置は、従来に比べ面内および体軸方向に、それぞれ2倍の空間分解能を実現。
この高精細画像を収集するために「X線検出器」、「X線管装置」、「撮影寝台」などCT装置の核となるすべてのコンポーネントを刷新――。これまで検出不可能だった細かな生体情報を得ることができる、世界で唯一の高精細CTにより、新たな臨床価値を提供するとした。

製品については、4月15日(土)の第76 回日本医学放射線学会総会 共催ランチョンセミナーにて、村山和宏先生(藤田保健衛生大学)、曽根美雪先生(国立がん研究センター中央病院)、吉岡邦浩先生(岩手医科大学)による、使用経験に基づく臨床講演を予定している。
一方、4月14日(金)~16日(日)パシフィコ横浜展示ホールにて開催される「ITEM 2017 国際医用画像総合展」において、実機を披露するとのことだ。

高精細CT装置 Aquilion Precision の販売開始について

カテゴリー: 情報通信 , ヘルスケア   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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