金融機関のバックオフィスをロボティックでさらに効率化

野村総合研究所、ポストトレード業務を支援する「プライム・セトルメント・サービス」にロボティック・プロセス・オートメーションを導入

マウス操作、システムへの入力、メールの送受信、Excel等のデータファイルの操作など、PC上での作業はさまざまあり、煩雑だ。金融機関がバックオフィスで行うポストトレード業務の効率化を阻害する。

そこで、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービス、ITアウトソーシング(ITO)サービスを統合的に提供するなどして、業務効率を向上してきた野村総合研究所(NRI)は、そのユーティリティサービス、NRIプロセスイノベーション(株)と共同で提供する「プライム・セトルメント・サービス(Prime Settlement Service、PSS)」に、英国UiPath(ユーアイパス)社のソフトウエア「Robotic Process Automation(RPA)」を追加し、PSSの一層の業務品質の向上を実現するとした。

PSSは、RPAの導入により、PC上で人が行う各種操作を自動化できるようになる。対象は支払調書業務に係るデータ受領業務と照合業務だという。
従来それらの業務では、メールで受信したデータファイルをもとに、システムアップロード用のファイルを作成し、ファイルのアップロードを実行した後、結果を照合するという一連のオペレーションを必要としていた。その際、オペレーションミス発生のリスクを抑制するため、オペレーターの業務に対する二重チェックやチェックリストの活用といった確認プロセスを多重に設けていた。とのことだ。

そして今回、RPAの導入によって業務手順が自動化され、オペレーターの手作業で生じるミスがなくなり、大量業務を均一な品質で処理可能にする。

NRIは、金融機関の複雑かつ高度な業務分野において、RPAを適用する効果に着目し、今後も「PSS」を通じて金融機関の業務品質のさらなる高度化を目指す。また、データ入力から処理完了までの一連の業務プロセスを対象に、RPAを利用する業務範囲を拡張し、テクノロジーを活用した業務効率化を実現していくとしている。

ポストトレード業務を支援する「プライム・セトルメント・サービス」にロボティック・プロセス・オートメーションを導入

カテゴリー: 情報通信 , 金融   

加藤 賢造

加藤 賢造 (Kato, Kenzo)Author

外資系大手IT企業の立ち上げからフィールドマーケティングやSE、上級管理職などを歴任して、米国スタートアップ(のちにNYSE上場)の日本法人代表取締役を務めたあと、現在、フリーランスコンサルタント兼ライター

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