4000人超のセキュリティスペシャリスト誕生!

IPA 情報処理推進機構、4,172名の「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」が誕生!

国内でも情報流出事件が後を絶たない。と同時に一方で、医療分野のデジタル化/医療ITが進展し、次世代の情報技術およびビジネス基盤となるFinTech(金融とITの融合)、コネクティッドカ―(つながる車)、IoT(モノのインターネット)など、サイバー空間を一層活用する社会になりつつある。企業・団体ではシステムとデータの防衛策――情報セキュリティ対策が急務だ。
だがその人材、エンジニア不足が叫ばれている。

そんな中、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、新たな国家資格"情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)"が4,172名誕生したと発表した。
これは昨年10月24日に受付を開始した初回登録申請の結果、今年4月1日付けで登録された人の数であり、登録者にはIPA理事長名の登録証、および今後3年間の講習受講計画を送付するとともに、IPAウェブサイトにて登録番号、氏名、勤務先などを含む登録者公開情報を公表したという。

同サイトにデザインが例示されている名刺には、資格名称と、IPAのロゴが誇らしげに輝いている。

また、同じサイトページに公開されている登録者の属性等内訳では、平均年齢が40.5歳、関東地方が約7割を占めていて、ユーザーを含めた国内IT業界の縮図をみているようで、興味深い。ただ、男女構成比率が94.6対5.4という点に首をかしげるのみである。