AI導入を検討中の企業が4割

株式会社アイアクト、企業のAIへの期待値は高め!「AIに関しての意識調査」結果発表

近ごろ人工知能(AI)、あるいはAI絡みの物事を聞かない日はほぼない。夫婦や親子、友人同士の会話の中にそれが登場する。スマホに呼びかけただけでも、すでにAIに接触しているのだ。が、エンタープライズではどうなのだろうか。ある業務をAIに任せてしまった、もしくはこれから任せようと考えている企業はどれくらいあるのだろうか。
大手新聞社がその事例を報じる、リソースが豊富な大企業はともかく、「ふつうの会社」の現状が知りたい。

1992年の創業以来Digital CommunicationとEngineeringで新しい価値体験を提供し続けてきた(株)アイアクトが、そんな疑問に答える調査結果を発表した。同社主催のセミナーに参加した人たち、それぞれ組織内で中核の業務をこなしているであろう、30~50歳代が86%を占めるアンケート回答をもとにして――。

企業の「AI導入検討」は約4割。そして、社内のAIに関する人員、予算の確保は全体の約30%。
みなの想像以上に、AIが同僚になる日が近いといえそうだ。
約1/3の企業が、AI導入に向けて、具体的な行動を起こしているのである。

「AIの回答と人間の回答どちらが信用できますか?」との設問に、85%の回答者が「どちらも場合による」としていて、冷静かつ客観的であった。ビジネスパーソンの面目躍如――。シンギュラリティを盛んに言って人々に恐怖を植え付けようとしている(?)評論家などとは比べものにならないほどに。
調査結果は、ほかにも様々な観点から、"企業におけるAI"をグラフとともに描き出している。

AIの適用業務1位は、過半数が挙げた「マーケティング」。これは現状、至極まっとうな意見のようである。