学生マンションにもIoTの波が――

株式会社ジェイ・エス・ビー、学生マンション全国初! IoT技術を活用したホームウォッチサービス 名古屋市内新築学生会館に導入詳細

全国で学生マンションの企画開発・仲介斡旋・運営管理までをトータルで行なう株式会社ジェイ・エス・ビーは、IoT(モノのインターネット)技術を活用した「ホームウォッチ」サービスを愛知県名古屋市東区の新築管理物件「学生会館Uni E\'mealナゴヤドーム前(ユニエミール)」に2017年4月より導入することを発表した。

ホームウォッチは、大崎電気工業株式会社が提供するIoT技術を利用したエアコンや照明など家電製品の遠隔操作機能や、外出時に不審者が侵入した際のアラート機能が備わったものであり、学生マンションでの導入は全国でも初めてとなる。最新のスマートハウスサービスだという。

昨今、洗濯機にあるスイッチを押すと洗剤が届く。スマートフォンを利用すればペットの様子を確認できるし、アプリで帰宅前に部屋の温度を最適にしておいたり、外出時に消し忘れたテレビをオフにしたり――。留守中には人工知能(AI)搭載の掃除機が部屋をきれいにし、空気清浄機がPM2.5を検知して稼働する。家の鍵だってスマホで開け閉めできる。人やPCだけでなく、あらゆるモノがネットに接続されつつあり、暮らしの快適性と安全性が高まり始めている。

だがひとり暮らしの賃貸物件となると、エアコンが備え付けのものだったり、ホームネットワークを構築する知識や技術がなかったりといった課題がある。入居から数年後に引越が待っている、学生なら、便利で快適・安心を追求したくても、それに費用はかけられないだろう。

ジェイ・エス・ピーは、そんな学生たちの声――学生のひとり暮らしに対しては、今まで以上の快適性と安全性を求める声も多く届くようになり、それらの声に答える形で今回の導入に至ったという。他の管理物件への展開も予定していて、これからも理想の学生の住まいを追い求めていく構えだ。