MJSとクラウドキャスト、クラウドサービスで業務提携およびAPI連携

MJS、ミロク情報サービスとクラウドキャストが業務提携 『楽たす振込』と『Staple』がAPI連携

財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売する(株)ミロク情報サービス(MJS)と、クラウドキャスト(株)は、互いのクラウドサービスの付加価値向上とユーザーの利便性向上を目的とした業務提携契約を締結し、3月31日(金)より、クラウドサービス『楽たす振込』と、『Staple』のAPI連携を実現する。

この連携により、両社のユーザーは経費データの入力から振込支払業務までを効率化し、シームレスなデータ連携による利便性の向上とコスト削減を図ることが可能になるという。

『楽たす振込』は、中小企業、会計事務所および個人事業主の仕入れ、経費などの振込支払業務をMJSが代行することにより、振込手数料の削減と業務効率化を支援する、「振込支払クラウドサービス」だ。経営・業務改善を支援するBtoBクラウドプラットフォーム『bizsky(ビズスカイ)』の最初のクラウドサービスとして、2016年9月6日に提供開始したものである。

一方、クラウド経費精算サービスの『Staple』――。ユーザーは、初期費用・月額基本料無料、振込1件あたり一律280円(税込)という特別料金で利用できる。同サービスでは、金融機関と信託契約を締結し、信託による分別管理を行っているために、顧客から預かる振込資金がさまざまなリスクから保全される仕組みを構築している。
中小企業をメインターゲットとしたマルチデバイス型であり、交通系ICカードやクレジットカードの利用履歴データ、各種会計ソフトウェアとの連携を実現し、ユーザーのデータ入力を最小限にする。ほかに、経費申請の承認ワークフローも設定でき、ネイティブアプリ対応によって、ユーザーの操作性、利便性が高く、さまざまなビジネスシーンで活用することが可能とのことだ。

そしてMJSは、今後さまざまなベンダーが提供するシステム、ソフトウェア、クラウドサービスとの連携を加速させ、顧客の業務効率化を推進。利便性を高めるとともに、『楽たす振込』『bizsky』の付加価値向上を目指すとした。