富士山にも新型エコ・タクシーで

富士急グループ 石川タクシー富士株式会社、静岡県内に初導入次世代の電気自動車タクシー 3/25運行開始

その姿形も高さも日本一の富士山は、ユネスコの世界文化遺産に登録されてからはや4年が経とうとしている。「信仰の対象と芸術の源泉」としてそれが永く続くよう、これからも環境保全を含めた様々な取り組みが霊峰と周辺、訪れる人たちに求められる。

麓で営業する石川タクシー富士株式会社が、静岡県内で初めて、日産の次世代電気自動車「NOTE e-POWER」の導入を決め、3月25日から同車両3台の運行を始める。
NOTE e-POWERは、ガソリンエンジンで発生させた電気で走る。EVの静粛性、低燃費、鋭く力強い加速といったメリットに、燃焼機関を主動力源とする車両並みの航続距離を加え、充電の手間を解消した、新しい形のクルマだ。
「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「LDW(車線逸脱警報)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」などの先進的な安全装備を搭載しているため、、タクシードライバーの安全運転をサポートするだけでなく、乗客にも、安全と快適を提供できるという。

導入車両はふだん静岡県富士市内を走り、富士山マイカー規制期間中には、森の駅富士山(富士山スカイライン水ヶ塚公園)~富士山富士宮口五合目を結ぶシャトルタクシーとなる。
春の訪れを告げる"田子の浦しらす漁"もいよいよ解禁。富士山ビューの大観覧車がオープンした富士川SAなど、魅力あふれる富士市内を、安全・快適で自然に優しい電気自動車で観光してみては? と、石川タクシー富士は誘っている。