内外の脅威に備えることが肝心

Sky株式会社、企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェアを発売

標的型攻撃やランサムウェアなど、サイバー攻撃は悪質化するとともにその数が増えている。いま、インターネットへの経路を持たないITシステムはほぼ皆無と言えるために、リスク管理に聡い企業や団体はユーザー/クライアントの利便性を確保しつつ様々な脅威対策を施している。

このような状況においては、アンチウイルスソフトや統合脅威管理(UTM)製品の導入に加えて、それらと連携する各種管理(ログ、セキュリティ、デバイスなど)、情報漏洩対策を容易にするオールインワン製品の活用が効果的だ。藤原竜也が出演するテレビCMでお馴染みの、「SKYSEA Client View」はその一つだろう。

先日発表された、IPA(情報処理推進機構)が調査しまとめた「企業における営業秘密管理の実態」では、8.6%の企業が過去5年間に営業秘密の漏えいを経験していて、51.9%もの企業が標的型攻撃の増加をリスクに感じていることが明らかになった。そして、同攻撃と同程度の割合でリスクとして挙げられたものに、「スマートフォン・タブレット機器等の急速な普及」があり、データ活用機会の増加をリスクとした企業も4割以上。また、実際に情報漏えいを経験した企業では、「ひと」の動きに関係することをリスクと捉えている傾向が顕著だった。

企業・団体の内側でも外側でも守りを固める。それが重要だ。特に、良好なワーク・ライフ・バランスを保つことが求められ、それに資するモビリティの時代には――。たとえば社外へ持ち出したPCのインターネット接続を制限したりする、情報漏洩リスクの軽減機能などを新たに備えた「SKYSEA Client View Ver.12」は評価に値する。