お薦めが心に響く

シルバーエッグ・テクノロジー、次世代のAIマーケティング・プラットフォーム「Aigent7」を発表
ネットで買物をしたり、ホテルなどの予約をしたりしたその日からレコメン、いわゆる「おすすめ」が表示あるいはメールで届く。が、的外れなおすすめに迷惑したことはないだろうか。筆者はある。「LED電球だぞ!そんなに何個も買うもんか!」と、画面に文句を言ったりした。  そんなレコメンデーションの裏では、きっと機械が学習しているはずなのだが――。シルバーエッグ・テクノロジー株式会社は、従来技術の不備を指摘する。これまでのレコメンドサービスは、単一技術で異なる特性やニーズなどをカバーしていたため、新しい技術を導入する際、その種類に応じた個別の設定をする必要があり、実装までに多くの工数・時間がかかっていたという。そして、次世代のAI(人工知能)マーケティング・プラットフォーム「Aigent(アイジェント)7」を開発し、サービスを開始した。  複数のレコメン技術から利用場面に応じて最適化、導入も容易で、ABテストによる効果検証とチューニングを可能にするプラガブルアーキテクチャを備え、既存の4つの行動相関/ランキングに、5種類のアルゴリズムを加え――アイテム追加頻度の高いサイト、大量PV、相対的にアイテムの入れ替わりや検索回数の多いサイト、人気アイテムの移り変わりが激しいサイトなどにも、「おすすめ」だという。