金融庁、今度はシンガポールとフィンテック

日本・シンガポール、FinTech協力枠組みを構築:金融庁
 政府によるフィンテックのイニシアティブが止まらない。  先ごろ英国の金融行為規制機構(FCA)との間で、情報技術(IT)と金融のフュージョン(FinTech)に関する協力覚書を交わしたばかりの金融庁が、間髪入れずにシンガポールの金融管理局(MAS)とFinTechにおける関係を強化――協力の枠組み構築を約束した。  金融庁の白川審議官によると、MASはスマート金融センター構想に基づき、FinTechを積極的に推進している。そしてこの協力フレームワークにより、金融庁とMASの関係が強まり、互いの市場のイノベーションが促進されるだろうとのことだ。