即使えるIoTに安心を

STマイクロエレクトロニクス、Sigfoxに対応するプラグ・アンド・プレイ型のIoTセキュア・エレメントを発表

モノのインターネット、あらゆるモノがネットにつながる。世界にはそれをバスワードだという人がまだいるようだが、日本ではとうの昔から象印の電気ポットがその仕組みを実現している。テレビCMをみて、「なるほど」と、その効用に思いを馳せた人も多いだろう。

第4次産業革命といわれる、次世代工場などへの応用では米独が主導権を握り、日本が追う展開だ。

IoTの適用範囲は金融や小売、流通・運輸、農業と広がりつつある。と同時に、あらゆるモノがつなげられ、脅威にさらされる危険が高まりつつある。そこでSTマイクロエレクトロニクスは、IoT機器の通信の安全性と機密性を簡単に向上させるセキュア・エレメントを量産する。

同エレメントをプラグインするだけで使える「Sigfox」は、昨年京セラコミュニケーションシステムが事業参入を発表した、IoTネットワークだ。