スマートな大気質センサーと高精度の測定が可能な雷検出器「WeatherSense」
スマホやPCの所持に依存してしまいがちなワイヤレス雷検知器・大気質センサー通信搭載のプロダクトだが、優れた検出機能と安全性の高い機能で私たちを雷から守ってくれるプロダクトが「WeatherSense」である。
Raspberry Piによるローカルライトニングとローカルエアクオリティ
天気予報がさらに発達する時代には珍しい雷検出器だが、それだけに性能はかなりの高性能と利便性を発揮してくれる。
WeatherSenseはセンサーのSkyWeather2と互換性があり、高いレベルで実行することができる。例えば、433MHzワイヤレスソーラーパワーセンサーを使用すると、高い精度で雷を検出できる機能だ。
WeatherSenseの太陽光発電の雷検知器は、最大30km離れた場所にある雷を認識し、433MHzの無線技術を使用して家に設置するRaspberry Piに報告してくれる。
洗練されたセンサーは、EMFノイズの局所的な発生源と実際の雷のボルトとの違いを検出してくれるので、遠くで発生した雷もしっかり検出してくれそうだ。
これに加えて、電力を消費し、表示と分析のために必要なレポートをRaspberry Piに送り返すようにシステム化し、雷を分析することができる。
住んでいる地域の大気状況や雷の状況を確認したい場合や、雷が多い地域に住んでいる人にとっては、便利な機能となるだろう。
また、レーザーセンサーを使用して空気中の粒子の密度の数値であるAQIを読み取り、それをRaspberry Piに報告するという機能も役に立ちそうだ。
太陽電池式なので、面倒な配線の必要なく、またグラフをコンピューターに表示することができるので、整理しやすくしてくれる。
センサーの中心となるCPUは、16MHzのArduino Pro Mini互換CPUであり、センサーのスムーズな動作を維持するためのコネクタとハードウェアを備えている機能も合わせて有効活用したいところだ。
もちろん、このセンサーは家や学校でAQIの正確な測定値を出してくれるので、緊急時にも備えることができる。
WeatherSense雷センサーによる雷の検出
WeatherSenseは雷の分析や状況を知らせてくれる機能として利用することもできるのだが、やはり目玉となるのが、サンダーボードによって雷を検出し、到来する嵐の前線までの距離の推定値を提供してくれる機能だろう。
アナログフロントエンドはアンテナ信号を復調および増幅し、イベントがしきい値を超えると、ウォッチドッグ回路が雷検知器に警告するため、突発的な雷にも対応し、見逃せない機能となりそうだ。
また、レーザーPM2.5センサーは次世代のレーザーほこり検出センサーで、空気中のほこりを継続的かつリアルタイムで検出してくれる。
ファンを使用して検知中に空気を駆動し、検出チャンバーを流れる空気をサンプルとして使用する。そしてリアルタイムで継続的に実行してくれるため、魅力的な機能と言えるだろう。
そして、搭載のHM-3301ダストセンサーは 特定の数学的モデルとアルゴリズムを使用して、ダスト粒子のカウント濃度と質量濃度を取得することができる。
WeatherSenseデバイスはオープンソースプロトコルを使用しており、管理し、送信と受信を変更することもできる。
近隣で発生する雷の情報を瞬時にキャッチしたい場合は、こちらを利用することで、WeatherSensorのシステムで雷の被害を回避できる。
安心と安全性の両方に配慮したい場合に役立つ機能である。
WeatherSenseは現在Kickstarterで注文を受け付けており、ソーラーパワーAQが付いたモデルは70ドル、ソーラーパワーライト検出キットも付いたモデルが95ドルで販売されている。
発送は世界各国に対応しているので、日本からの注文も可能だ。