世界で最もパワフルなAIボイスレコーダー「Wooask S01」
AIは自発的な問題解決能力に優れる技術だが、翻訳作業においては特にその能力が重要となる。実際に話される言語というものは教科書の例文や公式に当てはまるようなものではないため、ネイティブレベルを実現するためには機械翻訳ではなく、多くの経験が必要とされる。
AIであれば人間の経験に近しい学習データをインプットし、自己改善を繰り返しながらその精度を確実に高める事が出来るため、高精度の自動翻訳も十分に実現できる。
「Wooask S01」はそんなAIのポテンシャルを十二分に発揮する翻訳デバイスとなっており、スマホとの連携でどこでも使える汎用性を確保している。
世界中の言葉をリアルタイムで翻訳可能
Wooask S01はハンディタイプのAIデバイスで、異言語の声をデバイスに録音する事で、翻訳を行う事ができる。翻訳結果はスマホと連携し、専用アプリ上にテキストで表示される。聞き取れない言葉があっても、Wooask S01が全て翻訳して文字に起こしてくれるため、リアルタイムでの翻訳が必要な現場でも活躍してくれるという、頼もしいデバイスだ。
Wooask S01の対応言語は134カ国以上に上り、あらゆる国の言葉に対応している。世界中を旅して回る際や、グローバルビジネスを単身で拡大していきたいという人にとっては、頼り甲斐のあるパートナーとなるだろう。
翻訳はその場で迅速に行ってくれるので、通訳者の代わりに持ち歩くこともできる。予算などの都合で通訳をつける事ができなかったり、いきなり想定していない言語との接触が求められた場合には重宝するだろう。
肝心の翻訳精度についてだが、こちらは97%の確度で正しい翻訳を実現できるクオリティに仕上がっている。流暢なネイティブ翻訳を常にアウトプットしてくれるところまではいかなくとも、とんでもない翻訳結果が出てしまうことは十分に避けられそうだ。
翻訳結果はそのままコピーするだけでなく、言い回しを変更したり、いらない部分を削除したりといった編集機能も備わっている。また、編集した文章はそのままメールやSNSなどで共有することも可能なので、迅速な共有も行えるはずだ。
また、共有データは暗号化されたクラウド上に保存することもでき、外部に誤って漏れてしまうリスクも小さい。
重要なビジネスの会議の内容など、外部への流出は避けたいという人にとってもありがたい機能となっている。
集音機能に優れるハンディデバイスとしても魅力
Wooask S01は、スマホがなくとも単体で使用する事ができるデバイスである点も注目だ。本体を会話にかざせば、HD録音とノイズキャンセリングでクリアな音声がインプットされ、間違いのない翻訳結果を音声で再生することもできる。
こちらから向こうの言語でコミュニケーションを取りたい場合にも重宝するので、未知の言語でのコミュニケーションが求められた場合でも安心だ。
また、英会話などを自発的に学びたいという人にとっても、もしもの時のサポートとしてWooask S01は活躍してくれるだろう。普段は何も使わずにコミュニケーションを取り、どうしてもわからないことはWooask S01を使って会話する事が出来る。
本体重量はわずか17グラムと一切の負荷がかからない点もありがたく、わずかなポケットなどのスペースに忍び込ませておく事が出来るのは嬉しいところだ。
小型サイズでありながら、内部に保存可能な容量には非常にゆとりがある。最大で32ギガバイト、時間にして約252時間分の会話を録音することも可能なため、HDレコーダーとしても優秀な能力を発揮してくれそうだ。
ミーティングやインタビューなど、長丁場の会話の際には机の上に置いておくなどするだけで機能を発揮してくれるため、扱いやすさも申し分ない。
Wooask S01は現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台あたり1万円程度の出資で注文が可能となっている。