世界最小クラスのGPSを手軽に運用「The AirBolt®」
ペットが行方不明になるケースはどの地域においても頻発しており、人間とは違い、行き先の検討をつけにくいため、その捜索は非常に困難である。
自分で帰ってくることができれば良いのだが、動物によっては自宅を見失ってしまうケースも多く、こちらから探してやらなければ戻ってくることは難しい。
そこで活躍するのがGPSトラッカーのような小型デバイスで、24時間彼らの場所をしっかりとモニタリングしておくことで、行方不明となってしまうことを未然に防ぐ。
「The AirBolt®」はそんなペットの位置情報を把握する上では非常に役立つ小型のGPSトラッカーで、いつどこにいても正常に動作するタフネスを備えたプロダクトだ。
ペットの行方不明防止に活用できるデバイス
ペットの行方不明件数は想像以上に多く、アメリカにおいては年間1,000万件ものペットの行方不明事件が発生している。
ペットの行方不明は自然災害のようなもので、いつどこで起きるかということは想像がつかない。
日々の散歩の途中でいなくなってしまったり、遠くの公園へ来た時にいなくなってしまったり、あるいは旅先で行方不明になってしまうこともあるだろう。
そんないつ起こるか予測がつかない事件だからこそ、日頃から備えておく必要があるのだ。
そこで開発されたThe AirBolt®は、世界でも最小クラスの大きさを実現した、ペット用のGPSトラッカーだ。
大きさは4センチ弱と指でつまめるほどのサイズで、主に首輪などに装着して使用する。
LTE-M/NB-IoT & GPS対応で、世界中どこにいてもGPSをリアルタイムでトラッキングすることができるため、どんな地域にいても見失ってしまう心配はない。
専用のiPhoneアプリと同期して使用し、見失ってしまった場合にはアプリを使い、現在地を確認することができる。
また、The AirBolt®は一回の充電で12ヶ月間の連続使用が可能となっており、バッテリー切れで見失ってしまう心配がないのも魅力の1つだ。
一度充電しておけば、あとは放置していても問題はないため、いざという時にバッテリーが切れているリスクを考える必要もないだろう。
装着しているペットを見失いかけたり、距離が離れてしまっている場合は、スマホへ通知が届くよう設定されている。
あらかじめアラートが流れることで、急に行方不明となってしまうことも防ぐのである。
The AirBolt®はさまざまな環境におけるアクシデントのケースもあらかじめ想定されており、防水対応が施されている点も特徴的だ。
水の中に入っても壊れてしまう心配がないだけでなく、水につかった際はそのことを検知し、ペットが水につかっていることを通知で知らせてくれる。
これによって居場所の特定を急いだり、ペットが溺れてしまうことを未然に防ぐのである。
衝撃にも強く、多少のショックでは損傷してしまうこともない。
また、近くまで来たのはいいものの、The AirBolt®を装着しているペットが見当たらない場合は、スマホで操作して大きなブザー音を鳴らすこともできる。
これによって、リアルタイムで正確なトラッカーの位置を特定することができる。
ペット以外の使用法にも最適の一台
The AirBolt®はペットの行方不明防止に活用することはもちろん、キーホルダーや旅行鞄に装着し、これらを見失ってしまう事故も未然に防ぐことができる。
特に海外旅行の際のロストバゲージなどは深刻な問題で、現代においても常にそのリスクは伴い続けている。トランジットを挟む旅行などであればなおさらそのリスクは高まるものだ。
そこでThe AirBolt®をカバンの中に入れておくことで、万が一荷物を見失ってしまったとしても、位置情報をGPSで特定することができる。
空港にあるのか、それとも別の国に行ってしまったのかを把握できるだけでも、ロストしてしまうリスクを大いに減らすことができるはずだ。
The AirBolt®は現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり1万円程度の出資で購入することが可能だ。