キッチンにテクノロジーで革命を「4N1 Aqua-System 」
基本的には水がきちんと出て、栓を閉めると止まってくれれば問題ないのだが、どうせならより快適に、かつ衛生的に水道は活用したいものである。
「4N1 Aqua-System 」はそんな水道の機能を、飛躍的にアップグレードしてくれる次世代の蛇口となっており、さらなる活躍が期待できる代物となっている。
従来の水道水が抱えてきた問題
これまでの水道が抱えてきた問題といえば、湯沸かし、衛生、そしてバリアフリーといった課題が挙げられるだろう。
例えば湯沸かしについてだが、一般的な水道においては、冷水を汲み、そこから改めて火にかけてお湯にしなければならないため、湯を手に入れるまでには若干のタイムラグがある。
もちろん、温かいお湯が出てくるタイプの蛇口もあるものの、インスタントラーメンや鍋で何かを茹でるには心もとない温度で、せいぜい人肌といったものである。
また、温かいお湯が蛇口から出てくるまでにはやや時間がかかるため、蛇口をひねってすぐにお湯が出てくるというわけにもいかない。
また、水道水はそのまま飲むには衛生面や味の心配もあるだろう。
日本の水道水は、衛生面においては優れた水質を維持してはいるものの、消毒された水の味は、気になる人には飲めたものではない。
水道水を安心して飲むためには、浄水器などを使用して口に入れることが必要となるのだ。
最近の蛇口の多くでは取沙汰されることも少なくなったが、蛇口の利用におけるバリアフリーも未だ問題である。
旧式のひねるタイプの蛇口は、力の弱い子供やお年寄りには少々使いづらいものがあり、負担のかかる作業となる。
昨今は少しの力で勢いのある水道水を利用し、指の力だけで簡単に止めることもできるが、まだまだ上下の力が必要となるため、手に障害のある人などには苦しい場合もある。
こういった蛇口に関するあらゆる課題を解決してくれるため、4N1 Aqua-Systemは誕生した。
最新の給湯・浄水システムがポイント
まず、この最新の蛇口には温度調節機能が備わっており、利用したい人は自由に温度設定を調節することができる。
冷たい水から、パスタを茹でられるほどの熱湯まで、自由にコントロールすることができるため、いつでも簡単にお湯を利用できるのは嬉しいところだ。
湯が出てくる速度も高速で、ものの数秒で熱湯が出てくるよう設計されている。
これまで熱湯を沸かすために必要としていた数分間や、ヤカンを沸かすために使用していたコンロのスペースも必要なくなるため、時間・スペースの削減に繋がるだろう。
お湯のコントロールや水道の開閉は、タッチ操作で簡単に行うことができる。手が埋まっていてうまく使えない人や、障害のある人でも、気軽に水道を利用できるのも特徴だ。
お湯を沸かすための時間もそうだが、瞬時に熱湯を手に入れられることによって、ガス代の節約にも繋がるだろう。
また、4N1 Aqua-Systemには水道フィルターも内蔵されており、最大で7000リットル近い水道水を浄水した状態で利用することができる。
基本的には年に1回のフィルターの交換で良いため、何本もフィルターのストックを購入したり、頻繁にフィルターを交換する手間もかからないため、非常に効率的だ。
このように、浄水とスペース、そして時間の節約につながる機能性は、家庭においてはもちろんのこと、飲食業におけるキッチン業務においても活躍が期待できるだろう。
4N1 Aqua-Systemによって浄水された熱湯を瞬時に手に入れることができれば、お湯を沸かすための時間もスペースも必要としない。
狭いキッチンスペースにおいても、効率よく調理を進めていき、さらに回転率の高いレストラン経営が実現することになりそうだ。
手が塞がっていて蛇口の操作がおぼつかないという忙しい際にも、タッチ操作ですぐに湯を注ぐことができれば、さらに活動の幅は広がっていくだろう。
4N1 Aqua-Systemは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり449ドルでの販売を行なっている。