サーマルカメラが使えるヘビーデューティ向けスマートフォン「Ulefone Armor 9」

スマートフォンは現代人には欠かせないパートナーであるが、場合によってはいつも肌身離さず持ち歩く、ということは難しいケースもあるものだ。例えば、肉体労働や通常とは異なる環境や場所で働いている人たちである。

現代人の多くはオフィスワークのように、体への負担が小さい環境で働き、生活するケースがほとんどである。

そのため、彼らの装いや身の回りのアイテムに求められるスペックも相応したものとなっており、頑強性には優れていない。

しかし、事実として都会で生活する人々よりもはるかに過酷な環境で仕事に従事し、生活を送っている人もいる。そういった人にとって、一般的なスマホはあまりにも脆弱である。

そこで誕生したのが「Ulefone Armor 9」で、はるかに高い耐久性と機能性を持ち合わせたスマホに仕上がっている。

最高級のタフネスを誇るスマホ

Ulefone Armor 9が強みとしているのは、まず何と言ってもそのタフネスにあるだろう。本体はIP68規格をクリアした防水・防塵を備えており、ちょっとした汚れの侵入も許さない。

水深1.5メートルの深さまでなら全く本体機能に影響はなく、1メートルの深さの砂の中に閉じ込められても、最大1日は内部へのダメージを防ぎきることができるのだ。

そして、最高1.2メートルの高さからの落下ダメージも、性能にはノーダメージで抑えることに成功している。

スマホはどうしても手のひらから滑らせて落下させてしまいやすい形状をしているため、普通に過ごしていても破損してしまうケースは多い。

しかしUlefone Armor 9であれば、そういった日常的な些細なミスであっても、問題なく運用することができるだろう。

パワフルで多機能性あふれるカメラ

内蔵するカメラは6400万画素という、非常に高い画質で写真を楽しむことができるよう作られている。

通常のスマホは1000~2000万画素のカメラが一般的だが、Ulefone Armor 9ではデュアルカメラを採用している。

そのため、まるでデジタル一眼レフで撮ったかのような、奥行きのある立体的な写真を撮影することが可能だ。

アウトドアで山の景色や動物を撮影している人も多いが、大きなカメラを担いで大自然を歩くのは、非常に負担の大きな趣味でもある。

サーマルカメラが使えるヘビーデューティ向けスマートフォン「Ulefone Armor 9」

そこでUlefone Armor 9の超高画質スマホカメラに撮影を集約させてしまうことで、そのような大仕事も必要は無くなるだろう。

小さなカメラに撮影業務を一任できてしまうほどのパフォーマンスを発揮してくれるのは、このスマホの大きな魅力である。

また、Ulefone Armor 9のカメラにはサーマル機能が搭載されており、温度変化をリアルタイムで捉えたり、周りの様子を温度で判断することも可能になっている。

サーマルスコープを必要とする現場で働いているエンジニアなど、専門的な分野で活躍する人にとっては、スマホとサーマルカメラの両方を持ち歩く必要がなくなる。

ニッチな機能とはいえ、スマホらしからぬタフネスと、高画質カメラを備えているだけあり、痒い所に手が届く需要をしっかり抑えているだろう。

他にも、Ulefone Armor 9は外付けのポータブル内視鏡を使用することができる。溝やパイプの奥など、人間が直接確認できないような場所を見るのに活躍するだろう。

サーマルカメラが使えるヘビーデューティ向けスマートフォン「Ulefone Armor 9」

やはりサーマルカメラ同様、その道のエンジニアなどが活用する前提で誕生した機能と言えるだろう。

こういった豊富な機能をフル活用するため、Ulefone Armor 9は非常に大型のバッテリーを内蔵している点にも注目したい。

バッテリーは6,600mAhもの大容量バッテリーとなっており、充電を行わずとも最大二日は連続使用が可能となっている。

ずっと外出していてスマホを充電するタイミングがなかったり、山奥のように人里から離れていたり、近くに電源が見つからないという人にとっては、非常に有益なメリットとして活躍してくれるだろう。

Ulefone Armor 9は現在Kickstarterで注文を受け付けており、1台あたり46,200円で販売されている。