ラップトップからスマホまで使えるポータブル撮影ライト「BIGSOFTI」
そして、カメラを使用する際に重要となるのが、カメラ本体の性能だけでなく、光量をしっかりと確保することだ。
たとえカメラの性能が高くとも、しっかりと光量を確保できなければ写り映えは期待することができないし、逆にカメラの性能が低くとも、明るさが担保されていればそれなりに綺麗に撮影できるものだ。
そのため、最近では高性能なスマホカメラにフラッシュライトを外付けで装着し、運用する例も見られるようになってきた。
「BIGSOFTI」はスマホへの装着はもちろん、ラップトップなどの他のデバイスにも装着できるフラッシュライトとして発表され、いつでもどこでも活躍してくれることになりそうだ。
だれでもどこでも使えるポータブルフラッシュライト
BIGSOFTIは小型のポータブルフラッシュライトで、重量はわずか75グラム、大きさは手のひらサイズと、非常にコンパクトなのが特徴だ。
一般的なカメラのフラッシュライトというものは、立体的かつ大型で、一眼レフなどと負けず劣らずの重量感を備えているのが一般的である。
だが、BIGSOFTIの場合は少し事情が異なる。本体重量が軽いだけでなく、こちらはスマホのように平面状の仕様となっているため、手持ちのカバンに楽々収納できるのはもちろん、ズボンのポケットなどにも簡単に収めることができる。
カメラ本体はもちろん、カメラの周辺機器は重量のある仕様であることが多く、カメラマンにとっては少しでも余計な荷物は減らしたいものである。
BIGSOFTIはそのようなカメラマンの軽量化に努めてくれるだけでなく、一般人にとってもフラッシュライトを身近なものにしてくれるプロダクトと言えるだろう。
本体の使用方法は非常に簡単で、ラップトップからスマートフォン、さらには一眼レフなど、なににでも装着できるマジックマウントを使用し、好みのデバイスに装着するだけだ。
スマホやラップトップに使用する際は、マジックマウントのクリップをデバイスに挟み込むだけで使用可能となるので、特殊な工具などは一切必要ない。
スマホの場合はスマホケースを装着していてもしていなくても使用することが可能となっている。
特定の機種も選ばずに使えるので、幅広いユーザーに活用してもらうことができるだろう。
豊かな調光機能で幅広い活躍を期待
BIGSOFTI本体にはわずか二つのボタンしか備わっておらず、操作方法で困ってしまうこともないだろう。
一つ目のボタンは電源ボタンで、これは明るさを調節する機能をも備えている。明るさは低・中・高の3段階から選ぶことができ、必要に応じて光量を確保することができる。
暗い場所で明るすぎるライトを使って眩しい思いをすることもなければ、比較的明るい場所での使用で光量不足に悩む心配もないだろう。
二つ目のボタンでは、光の温度感を調節することができる。一つ目のデイライト設定では、日光に照らされている状況下でのフラッシュライトの使用の際に役立ってくれる。
二つ目のタングステンでは、やや温かみのある室内光を強化する際に使用し、はっきりと被写体を映し出してくれる。
三つ目のクリーンホワイト設定は、どのようなシーンにおいても活躍を期待することができ、しっかりと被写体をあらゆる状況下で捉えてくれることができるだろう。
これら3つ温度感と、1つ目のボタンで設定した明るさ調節を組み合わせて、最大で9つの調光設定を活用することができる。
コンパクトなサイズ感ながら、自由に光の塩梅を調節できるのは嬉しい設計である。
また、BIGSOFTIの光を照らす角度はある程度自由に調節することができ、最大45度の傾斜角度で使用が可能となっている。
被写体の高さやカメラの位置に合わせて、確実に光を照らしてくれるはずだ。
BIGSOFTIは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり6,000円程度の出資で購入することが可能だ。