トイレで効果を発揮するUV除菌装置「Protect-h」
ただ、トイレ掃除も決して楽なものではなく、汚れが溜まりやすい分、丁寧に掃除を行うためにはそれなりの時間と労力を要してしまう。
トイレの掃除を怠ってしまえば、中はどんどんと汚れてしまい、掃除の労力はより大きくなってしまう。
億劫だからといって放置していると、悪循環から抜け出せず、いつまでも清潔な水回りを実現することができなくなってしまうのである。
そこで活用したいのが「Protect-h」と名付けられた除菌デバイスである。全自動で確実な殺菌効果をもたらしてくれるということで、掃除の手間を格段に減らしてくれるプロダクトだ。
目に見えないバクテリアをしっかり除菌
とある調査によると、トイレは非常に多くのバクテリアが潜んでいる可能性が高く、10万を超えるバクテリアを目に見えないながらも有していることもあるという。
毎日の使用による汚れは確かに不快なものであることには違いないが、何より不快なのは目に見えない雑菌である。
バクテリアは目に見えない存在でありながら、人間に害を与える可能性があるため、一見して清潔かどうかを判断することが難しい原因でもある。
人の手でどれだけ掃除しても、実際にどれほどのバクテリアを排除できたかどうかは、確認することができないのだ。
そのため、完全な清潔空間を実現するためには、バクテリアを確実に排除するためのデバイスが必要となる。
Protect-hはそのために誕生した除菌装置の一つで、紫外線を用いた確実な除菌を実践してくれるのがポイントだ。
ワンタッチで動作するProtect-hは、一度作動し始めるとUV-Cライトが点灯し、便座や便器に紫外線を照射することで、しっかりとトイレの殺菌を行ってくれる。
最大で99.99%の除菌を行うことができるが、このプロダクトは除菌スピードも特徴の一つだ。
Protect-hは60秒以内に除菌に必要なすべての工程を終えてくれるので、必要以上に待たされてしまうことはない。
基本的にはデバイスの除菌は任せ、ユーザーはトイレを離れて用事などを済ませておくこともできるので、パフォーマンスの面でも優れているのだ。
あるいは、自分の後にトイレを待っていた人がいる場合でも、ものの数十秒で除菌作業を終えてくれるため、多くの時間を待たせてしまう心配もない。
利便性の追求も見られる製品
使用頻度の高いトイレであっても、混雑の原因とはなりにくいのがProtect-hの魅力の一つと言えるだろう。
また、最大60秒の時間を要するProtect-hだが、時間に関しては3つのモードに分かれており、必要に応じて使用時間を変更することができる。
時間は15秒、30秒、60秒の三段階が存在し、スイッチを押すことで切り替えが可能だ。
そこまでトイレが汚れていない時や、後に人がつかえている場合など、短時間で済ませたい場合には15秒・30秒の除菌で済ませることができる。
いつも60秒も掃除を行っていては、バッテリーに負担がかかることも考えられる。
それよりも短時間での運用ができるということは、バッテリー取り替えの手間も削減することを可能にしているとも言えるだろう。
Protect-hは外付けの本体兼バッテリーで動いており、USB-Cポートで充電が可能となっている。
Protect-hは防水仕様であることはもちろん、バッテリーも防水仕様となっているため、あまり水跳ねなどに気を使わず運用ができるのも嬉しいポイントだ。
Protect-hの取り付けは非常に簡単で、トイレの蓋部分にUVライトを取り付け、バッテリーの設置場所を用意するだけで準備は完了だ。
手軽に、どの家庭のトイレでも使えるのは、このデバイスの魅力の一つと言えるだろう。
Protect-hは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり8,000円程度の出資で購入が可能だ。