ハンズフリーでお手軽運用「Neabot Robot Vacuum」

全自動掃除機は今や多くの家庭で利用されており、リーズナブルなモデルも多数販売されるようになったことで、単身世帯でも活躍している様子を見かける。

もはや通常の手動掃除機と変わらない扱いになりつつある全自動掃除機だが、まだまだ改良の余地も多い。

例えば吸引力が不足していたり、うまく部屋の中を掃除できず、汚れが残ってしまったり、掃除機のゴミを取り換える手間が多いなど、むしろストレスの原因となっているケースもあるほどだ。

手動の掃除機では行えたことができなかったり、もう少しパワーがあればと考えてしまう、あと一歩が足りない自動掃除機が多い中、「Neabot Robot Vacuum」は満足のいく仕上がりの全自動掃除機となっている。

手入れの負担が軽減された次世代掃除機

全自動掃除機が抱えてきた難点として、一つにゴミの片付けがある。

全自動掃除機は確かにゴミをしっかりと集めてはくれるものの、集まったゴミは定期的に人間の手で片付けてやる必要がある。

通常の掃除機と同様、機械の中に貯められたゴミは、しっかりと取り除かなければパフォーマンスが低下してしまい、満足のいく掃除を行うことができなくなる。

そのため、掃除のたびにゴミを掻き出すほどの頻度で掃除することも求められるため、結局のところ、掃除する手間は小さくなったとはいえ、ゴミを処理する労力は変わらないのである。

そこで、Neabot Robot Vacuumはこのゴミ処理の手間を少しでも小さくするべく、専用のスタンドへ自動的に貯蔵され、ゴミ回収の頻度を少なくするシステムを採用した。

Neabot Robot Vacuumは掃除が終わると専用の充電スタンドへと帰っていくが、スタンドの上部はゴミを貯蔵するためのタンクが備わっている。

Neabot Robot Vacuum本体は充電と同時に上部からスタンドへとゴミが吸い出されていき、そこへ貯められる仕様となっている。

このため、掃除機本体はゴミ処理を行わなくとも常に高いパフォーマンスを維持することができ、掃除の手間と必要性は大きく減少する。

ハンズフリーでお手軽運用「Neabot Robot Vacuum」

スタンドに貯蔵されたゴミは袋に詰められるため、月に一度その袋を交換してやるだけで処理は完了だ。

従来のモデルに比べると、大きく使い勝手は向上している。
また、掃除機本体のパフォーマンスも高く、最大2700paもの吸引力で、床一面を吸い取ってくれる。特に馬力が必要なカーペットの上なども、このパワーを生かしてしっかりと掃除してくれるのだ。

クリーニングのパフォーマンスも抜群

Neabot Robot Vacuumは確かに優れたパワーを有しているものの、常に最大馬力で掃除する訳ではない。

本体には自動でその床に必要なパワーを調節し、三段階に分けて効率的な掃除を行うことができるようになっている。

例えばフローリングの上では普通、毛深いカーペットやラグの上は強など、Neabot Robot Vacuumは自動で床の状況を判断し、適切なパワーを発揮する。

ハンズフリーでお手軽運用「Neabot Robot Vacuum」

人間が調節することもできるが、基本的には彼らの判断に委ねてしまえば、省エネルギーで効率的な掃除が望めるようだ。

一度の出動で手がけることのできる面積は、200平方メートルと、非常に広い。ちょっとした一軒家なら、一度の掃除で床全面を綺麗にしてもらうこともできるだろう。

Neabot Robot Vacuumは、常に効率の良い掃除ルートを探しているため、自動的に最も最適なルーティンを実行するよう設計されている。

同じところを何度も通過したり、なかなか掃除が進まないという問題も従来の全自動掃除機にはあったが、今回のモデルはしっかりと自分の通ってきた道と家の中の間取りを記憶し、掃除を遂行してくれる。

また、掃除のスケジュールについてはアプリから閲覧、設定を行うことができるほか、掃除しなくていい場所も指定することができる。

割れ物が置いてある場所や赤ちゃんのいるベビールームなど、あらかじめ指定しておくことで、トラブルを回避することができそうだ。

Neabot Robot Vacuumは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり399ドルで購入が可能だ。