運動不足の現代人に最適なルームサイクル「ScreenTimeBike」

仕事はオフィスワーク、趣味もゲームや映画、テレビなど、何かとインドアでの活動が多くなりがちな現代人にとって、運動不足は意識的に直していかなければいけない課題の一つである。

運動不足の原因は室内での活動の方が興味を持ちやすいだけでなく、わざわざ運動をしに外へ出ていくことが面倒ということもあり、ついつい後回しにしてしまいがちになってしまう、精神的な問題も大きい。

小さい頃であれば、両親や周りの大人が「たまには外で遊びなさい」と言われたものだが、大人になるとそのようにしつけてくれる人もいないため、自発的に運動をするきっかけを作っていく必要がある。

「ScreenTimeBike」はそんな現代人の運動不足を解消するために誕生したルームサイクルで、規定の運動量に到達しなければディスプレイを拝むことができないようにしてくれる、矯正用のトレーニング器具となっている。

運動不足の現代人に最適なルームサイクル「ScreenTimeBike」

スクリーンタイムをルームバイクで確保させる運動器具

運動不足は子ども・大人を問わず深刻な現代人の抱える問題として、世界中でその解決方法を探る研究が進んでいる。そして運動不足を誘発するゲームやスマホ、PCといったハードウェアにおいてもそういった問題への対策は進んでおり、スクリーンタイムを設定して、設定した時間に達すると自動的に電源が落ちるようになっているなど、様々な工夫が施されている。

ScreenTimeBikeも似たような機能を備えるルームバイクだが、こちらは規定の運動量をこなさないとスクリーンタイム制限が解除されないように改良するプロダクトとなっており、ゲームで遊びたければ運動をしなさいということを強制的に実行してくれる設計になっている。

規定時間になるとWi-Fiは自動的に切断され、オンラインゲームやストリーミングサービスの利用が一切できなくなるため、ScreenTimeBikeを利用して、再びスクリーンタイムを確保しなければいけなくなるという仕組みだ。

運動不足の現代人に最適なルームサイクル「ScreenTimeBike」

ScreenTimeBikeはポータブルサイズとなっており、通常のルームバイクほどスペースを確保する必要がないので、どんな間取りの家であっても気軽に設置することができる。

テレビやパソコンが置いてあるリビングや書斎はもちろん、二階の子供部屋のように大きいものを持ち込むのが難しい場所や、ワンルームの一人暮らしの家など、現代人の生活に合わせた運用方法が実現できるのはこの製品の嬉しいところだ。

電源は通常のコンセントから供給できるタイプとなっているため、バッテリー充電などの手間を考えることなく運用することができる。

いざという時にバッテリー切れを起こしてしまうとなると、せっかくの運動する気分や機会が台無しになってしまうものだが、ScreenTimeBikeであればその心配もないだろう。

個人の目的や運動量に合わせた設定が可能

ScreenTimeBikeには専用のアプリケーションが存在しており、スマホからスクリーンタイムの設定や、どれくらいの運動量を制限解除に必要とするかというノルマ設定を事前に行うことができる。

一人一人が必要としている運動量に合わせて自由に設定を変更することができるため、多すぎる運動を強制されたり、あるいは少なすぎる運動によって、楽にスクリーンタイム制限を解除できてしまうようなことになる事態も回避することができそうだ。

運動量に関しては1時間のエクササイズで1時間のスクリーンタイムクレジットといったように、あらかじめ運動をすることによって、スクリーンタイムの解除に必要なクレジットを解除しておくこともできる。

運動不足の現代人に最適なルームサイクル「ScreenTimeBike」

そのためスクリーンタイムが終了するたびに運動をするのではなく、空き時間にまとめて運動することで、じっくりとゲームや映画を楽しめるようにしておくような使い方が可能だ。

利用者が運動しているかどうかは、ペダルを漕ぐことによって初めて時間が記録されるので、ただルームバイクの上に座っているだけで運動時間を消化したことにすることはできない。

ペダルを漕がなければスクリーンタイムの制限を解除することができないので、否が応でもユーザーの運動量は増えていくことになるだろう。運動したつもりになるのではなく、しっかりと体を動かすことができるのは、ScreenTimeBikeの特徴である。

ScreenTimeBikeは現在Kickstarterで出資者を受け付けており、一台当たり1万円程度の出資で、ScreenTimeBike本体を割引価格で手に入れることが可能だ。