ゲーマーに特化したスマートオーディオメガネ「Mutrics GB-30」

中でも需要が高まっているのが、ゲーミングアイウェアの分野である。Esports人気が高まる中、ゲーミングチェアやゲーミングマウス、ゲーミングデスクやゲーミングPCなど、ゲームプレイに特化したアイテムが世に出回っている中、まだまだ目を守るためのアイテムは少ないと言える。
「Mutrics GB-30」はそんなゲーマー向けアイテム需要の増加から誕生したゲーマー専用スマートグラスで、装着者のゲーム体験をより優れ、より健康的なものへと昇華してくれるプロダクトだ。
ゲームプレイをより快適に
GB-30は、その見た目からもわかるように、ビデオゲームをたしなむ人に合わせて作られたデバイスとなっている。
フレームの側面に散りばめられた、十字キーやボタンが気になるところだが、肝心なのはまずこのサングラスにはオーディオスピーカーが備えられている点だろう。
GB-30にはBluetooth接続が可能で、様々なゲーム機などから直接ゲーム内のBGMやSEをGB-30で楽しむことがでいるようになっている。
メガネをかけながらのゲームは、ヘッドホンなどを上からつけることも多く、それのせいで耳や鼻のあたりが痛くなったり、長い時間身につけているのが苦しくなってしまうものだが、GB-30はメガネがそのままオーディオ出力となっているので、そのようなストレスを抱えてしまう心配はない。

また、オーディオ出力はオープンイヤーで行われるため、カナル型イヤホンなどのように、耳の鼓膜にダメージを与えてしまうリスクも小さくすることができる。耳に優しく、しかしゲームの音や音楽はしっかりと楽しみたいという人にとって、GB-30は多いに役立つことになるはずだ。
GB-30の肝心のグラス部分は、ブルーライトカット機能を搭載したものを使用している。ブルーライトはPCやTVから発されているとされるライトで、目の疲労感を増大させてしまう懸念があると言われてきた。
しかしGB-30のグラスはブルーライトカットによって目の疲労感を蓄積させず、長時間のゲームプレイングにも耐えうる目を作ることができる。
プロゲーマーのように、一日中ゲーム画面に向かっているとなると、その分目の疲れも大きくなってしまうものだが、GB-30があれば目の疲労感を抑え、目が病気になってしまうリスクも最低限度に抑えることが可能だ。
ゲーマー必須のスマートサングラス
GB-30はサングラスとしての機能も発揮するため、屋外でも薄手のサングラスとして、ちょっとした外出にも持ち歩くことができる。
レンズの色もそこまで濃いものを採用しているわけではないので、ちょっと明るさを抑えたいなという時にはもちろんのこと、暗い場所に行ってかけ続けていたい場合も、わざわざ外さなくて済むことになるはずだ。
また、Bluetoothで接続しているスマホなどに着信があった場合は、GB-30を着用しながら、スマホを持たずにそのまま会話に移行することもできる。ゲーム中でも快適にプレイしながらおしゃべりができるよう、ハンズフリー機能を備えているので、日常使いとしても活躍してくれるはずだ。

とにかく両手を煩わせないよう設計が工夫されているのが、GB-30の特徴である。GB-30はGoogleの音声アシスタント機能にも対応しているので、特別な操作が必要な場合でも、グラスをかけながらアシスタントに指示を出し、ライトの明るさを調節したり、スケジュールの確認なども行うことができるようになっている。
スマートウォッチなどと同様、とにかくこれ一台で手も使わずにあらゆる業務をこなしてくれるGB-30は、非常に大きな役割を担うことも今後はあり得るだろう。
GB-30は現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり99ドルで購入が可能となっている。