毎日の移動にイノベーションを起こしてくれる電動スクーター「LOM X-SCOOTER」

車やバイクを持たず、かつ使わない生活が浸透しつつある現代人にとって、毎日の移動手段に何を使うかは大きな問題の一つである。

バスや電車といった公共交通機関は日本人にとっては馴染み深く、かつ最も利便性の高い乗り物として頻繁に使用されてはいるものの、都心部では利用者の需要に対して電車やバスが足りておらず、通勤時間は毎日異常な混雑率を記録している。

自動車などよりはエコロジーでコストの面でも抑えられるという意味ではバスや電車も有効な移動手段だが、毎日ストレスを抱えながら通勤・通学をするのはやはり堪え難く、できれば避けて通りたいものである。

そこで見直されているのがスクーターでの移動で、日本は和歌山で開発された「LOM X-SCOOTER 」は、現代人の移動には欠かせない機能を搭載した、日本人向けの最新型電動スクーターとなっている。

新しい乗り物として注目される電動スクーター

バスや電車は安いが混雑がひどく、タクシーは交通渋滞に巻き込まれる可能性があり、かつ毎日の移動に使えるほど安いものでもない。

そこで今多くの人が試みており、かつ社会で推奨されているのが自転車での移動だ。自転車は歩くよりもはるかに効率的で、スピードもあり、小回りも効くので、ちょっとした移動には最適の移動手段ではあるが、ネックとなるのが体力を使うという点だ。

最近では電動自転車なども普及してはいるものの、やはり足を使って自分でペダルを漕がないといけないというのは、普段運動しない人やお年寄りにとっては難しく、高齢化が進む日本ではやや受け入れがたい選択肢でもある。

そこで新たに注目されているのは、電動スクーターという移動手段である。その最新モデルであるLOM X-SCOOTERは、一回の充電で40kmの走行が可能で、最高時速は25kmにもなるという、ハイパフォーマンス走行ができるスクーターだ。

毎日の移動にイノベーションを起こしてくれる電動スクーター「LOM X-SCOOTER」

LOM X-SCOOTERは日本で開発された製品ということもあり、しっかりと公道を走ることができるよう、レギュレーション規定に則っている。車道ではなく歩道の走行もできるように設計されているので、自動車事故のリスクはもちろん、歩行者との接触事故防止にも配慮されたスクーターでもある。

バッテリー式のこの電動スクーターは、一回の充電に3.5時間しか必要としないので、急速な充電も可能となっている。一般的な電源コンセントと充電器があれば、どこでも充電することができるよう設計されているので、セットをいつも持ち歩いていれば40kmづつの走行も十分に可能だ。

遠出をするという場合や、帰りの容量が不安な場合は出先で充電ができるよう備えておくと良いだろう。

馬力と安全性が魅力の一台

本体重量は16.5キロと比較的軽量で、手押しで移動させる分にも困らない重さとなっている。お年寄りや普段運動しない人であっても、安心して使うことができるはずだ。

LOM X-SCOOTERは最高速度だけでなく馬力にも優れており、12度の傾斜でも走行が可能なほか、最大100キロの積載が可能という剛性も備えているので、大きな荷物を運ぶ上でも重宝してくれる。

そんなヘビーデューティにも耐えられるよう、タイヤは幅広に作られており、10インチのタイヤで安定感と耐久性は非常に高い。通常の走行でもこけてしまうリスクは最小限度に抑えられているため、運転に慣れていない人でも安心して利用することができるだろう。

毎日の移動にイノベーションを起こしてくれる電動スクーター「LOM X-SCOOTER」

原動機付きバイクなどと同様、LOM X-SCOOTERにもブレーキランプや方向指示のランプも搭載されているので、周りの人に電動スクーターが走っていることをきちんとアピールすることができる。事故のリスクもランプによって、未然に小さく抑えることができるはずだ。

LOM X-SCOOTERのロックはスマートフォンによって管理することができるようになっている。専用アプリを連携させておけば、新たに鍵を購入せずとも、安心安全のセキュリティを実現することができる。

LOM X-SCOOTERは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり10万円程度の出資で本体を購入することができる。