衛生環境に最大限配慮する次世代ゴミ箱「CTC: Automatic Intelligent Trash Can」

どんなライフスタイルを送っていたとしても、多かれ少なかれ必ずでてくるのが家庭ゴミだ。生ゴミや紙ゴミ、トイレットペーパーなど、家庭で生まれるゴミはオフィスゴミなどに比べると多様で、その管理の難しさに悩まされることも少なくない。

実際、ゴミは頻繁に片付けなければバクテリアが繁殖し、家庭内の衛生環境を著しく損なってしまう原因にもなってしまう。それなりの頻度で片付けていたとしても、生ゴミなどはすぐに腐敗が進み、悪臭を発して住人のストレスに繋がったり、疾病などを引き起こす原因にもなってしまう。

どれだけテクノロジーが進化しても、ゴミが汚いということは変わらないものだが、「CTC: Automatic Intelligent Trash Can」は次世代のゴミ箱として、家庭ゴミがもたらす悪影響を最低限に抑えてくれる役割を果たしてくれる。

触れずに使えるハイテクゴミ箱

従来のゴミ箱において衛生面で問題があったのは、逐一ゴミ箱に触れなければいけないシーンが非常に多かった点だ。ゴミ箱のフタを開ける際には手を使い、ゴミを捨てるためにフタをしっかりと握っておく必要がある。

あるいはペダルを踏んでフタを開けるタイプのゴミ箱もあるものだが、こちらも結局はゴミ箱に足で接触しなければならないため、直接手で触るよりましとは言え、汚染のリスクは残っていると言えるだろう。

CTCはそんな従来のゴミ箱とは異なり、多くの点で衛生面に配慮した仕様となっている、ハイテクゴミ箱だ。その魅力の一つが、3つの異なるゴミ箱の開閉方法にある。

CTCは、内蔵のセンサーによって接近する手を認識し、直接ゴミ箱に触れなくても自動でフタを開けてくれる仕組みになっている。汚れが滞留してしまいやすいゴミ箱にフタは欠かせない存在だが、CTCであれば汚れが手に移ってしまうのを防ぎながら利用することができるというわけだ。

衛生環境に最大限配慮する次世代ゴミ箱「CTC: Automatic Intelligent Trash Can」

この機能は衛生的にも優れているだけでなく、両手にゴミを持っていて、手がふさがっている時にも役立ってくれるだろう。手を近づけるだけで良いため、ゴミを一度地面に置いたりする必要もないので、汚染をやたらと広げてしまうリスクも抑えることができる。

手のひらはもちろん、肘でもCTCはきちんと反応してくれるので、なかなかゴミ箱の蓋が開かずに歯がゆい思いをしてしまうこともないだろう。

二つ目のフタの開け方は、ノックモードである。これはCTCのボックス部分を足で軽く小突くことで開けさせるというもので、ノックをすると蓋が開いてくれる。ペダルで体重をかけるのが難しいという人もいるため、特に負荷をかける必要のないノックモードであれば、苦労する必要もない。

もう一つは、通常のマニュアル操作での開閉である。CTCのフタは電子制御となっているので、スクリーンをタップするだけで開閉ができるのは便利なところだ。

これら三つの開閉方法を使い分けることで、合理的で優れた衛生環境を維持することができるのである。

ゴミの管理にも最適の機能性

CTCは電子制御されているということもあり、フタは完全な密閉状態を維持することができる。微妙な隙間から悪臭が漏れてしまったり、濁った空気が外部に出て行ってしまう心配がないのも嬉しいところだ。

家の中の人が集まりやすい場所に設置していても、見た目や臭いで気分を害してしまう心配はないだろう。

大きさも15リットルの容量を備えており、多少大きなゴミであってもしっかりと中に入れておくことができる。もちろん定期的なゴミ捨ての必要性は通常のゴミ箱と変わらないが、衛生面では非常に優れた効果を発揮してくれる。

耐久性においても信頼の置けるレベルで、CTCの上に人が乗っても壊れることはない。多少ぞんざいに扱っても、まるで問題なく使い続けることができそうだ。

衛生環境に最大限配慮する次世代ゴミ箱「CTC: Automatic Intelligent Trash Can」

色はホワイト、カーキ、グレー、ブラックの4色展開で、好きな色を注文の際に一つ選ぶことができる。

CTCは現在Kickstarterにて注文を受け付けており、一台当たり79ドルで購入が可能だ。