瞑想とマインドフルネスをもっと身近に「Dhyana」

ビジネスやスポーツの現場で、実践的なスキルの向上や、筋力トレーニングとともに重要視されているのがマインドフルネスの存在である。

自分のメンタルを自覚的にコントロールできるようになることで、心にゆとりを持ち、さらなるパフォーマンスの向上と豊かな生活を送ることができるようになるとして、様々なマインドフルネスに関連した本やインストラクターを見かけることも増えてきた。

ただ、気軽にマインドフルネスを自宅で体感するためには少しハードルが高く、新たにその知識と技術を得るために時間を割くのも手間がかかるし、何よりモチベーションが維持できない問題も出てきてしまう。

「Dhyana」はそんな現代人のマインドフルネスへの意識向上に向けて作られたウェアラブルデバイスで、マインドフルネスをよりわかりやすく、身近に、そして実践的にするために誕生したプロダクトとなっている。

瞑想とマインドフルネスをもっと身近に「Dhyana」

マインドフルネスに継続して取り組むために

マインドフルネスの充実に至るまでで難しいのは、まずは自分のメンタルに自覚的にならなければいけないという点である。自分を客観的に見るというのは困難を伴い、人との対話の中で自分の感情や性格は明らかになっていくものだが、一人ではそこまでたどり着くことにも大きな時間がかかってしまう。

そこで活用したいのがDhyanaである。Dhyanaは指に装着して運用するリングタイプのウェアラブルデバイスで、専用のスマホアプリと連携しながら、まるでパーソナルトレーナーを身につけているかのような感覚で、瞑想などのアクティビティに取り組むことが可能だ。

瞑想とマインドフルネスをもっと身近に「Dhyana」

スマホアプリからは、なんとなく今の気分を選択肢から選ぶことで、その時にあったマインドフルネス技法を学ぶことができる。トレーニングの結果は最終的にスコア化され、どれだけの間マインドフルになれたかという数字や、心拍数の変化などを見ることができるようになっている。

Dhyanaは、いわゆるヘルスケアデバイスの一種ということができる。指に装着することで光学式心拍センサーを活用し、精度の高い心拍数を計測するだけでなく、その心拍数からマインドフルネスに関するあらゆる情報を引き出してくれるのだ。

Dhyana本体にはBluetooth接続機能が付与されており、スマートフォンとはBluetoothで無線接続が可能になっている。ペアリングはものの数秒で終わるので、複数人での運用にも最適の一台だ。

誰でもいつでも取り組めるデバイス

また、指のサイズは自由に変更することができ、着脱式で誰の指にもしっかりとはめ込むことができるよう設計されている。せっかく購入したのに、小さすぎ、あるいは大きすぎて指にはめることができない心配もないだろう。

マインドフルネスのトレーニングは、全て継続的に取り組むことによって、初めて効果を実感することができるものだ。継続的な取り組みにはモチベーションを維持するための仕組みが必要だが、Dhyanaは毎日のトレーニングをグラフ化し、記録する機能を備えている。

心拍数の計測によって導かれた、ユーザーがどれだけマインドフルになれていたかなどの数値は日々記録され、その数字がグラフによって視覚的にわかりやすく後から確認することができるようにまとめられる。

瞑想とマインドフルネスをもっと身近に「Dhyana」

毎日の微妙な変化は、月や年単位で見ると、大きな変化となって結果に表れてくる。この変化をしっかりと体感できれば、高いモチベーションを維持することができるだろう。

Dhyanaのバッテリーは最大で15日間の連続使用が可能なほど大容量で、使用中にバッテリー切れで使えなくなってしまう心配はないに等しい。充電が必要になった際も、専用のワイヤレスチャージャーにセットするだけで行うことができるので、ケーブルに接続する必要もなければ、充電をし忘れてしまって使用することができないという事態に陥ることもないだろう。

持ち運びの際は専用のキャリーケースに入れて持ち歩くことができるので、紛失のリスクも小さいのが嬉しいところだ。

Dhyanaは現在Kikcstarterで出資者を募っており、一台当たり120ドルの出資で本体を購入可能だ。