ポータブルサイズで持ち運びラクラクの4Kモニター「Desklab Ultralight」

デスクトップパソコンはオフィスや大きなスクリーンを要する職種の人たちにとってはいまだに重宝する存在だが、スクリーンの大きさや安定感よりもポータビリティを優先したいという人は増えてきている。

仕事ではデスクトップパソコンを使っていても、自宅用ではラップトップを使っているという人も多く、最近では仕事もラップトップのみで済ませるという人は増えてきている。

また、さらなる機動力と使い勝手を求め、今やラップトップはおろか、タブレットやスマートフォンのみで業務を完了させるという人も少なくない。

コンピューターのスペックが向上したぶん、安心して作業できる環境よりもむしろ、いつでも同じ環境が構築できることが現代人にとって重要になっているとも取れるムーブメントだが、「Desklab Ultralight」は、そんな機動性を重視する人たちにとってはありがたい、高性能なポータブルスクリーンとなっている。

マルチディスプレイを考える人にオススメの一台

確かにコンピューター1つ1つの大きさは、外に持ち出す用事が増えている分、小さいものを好む傾向にあるが、だからと言って画面が大きいことの利点が過小評価されているわけではない。

ノマドワーカーのように、外にコンピューターを持ち出す用事が増えた人が多いだけで、可能ならモニターの大きさは大きいに越したことはないが、最近はマルチディスプレイによって、ディスプレイの大きさを数でカバーするケースも見かけるようになってきた。

ディスプレイ1つの大きさは大したことはなくとも、それが複数となれば十分に満足のいくディスプレイ環境を構築することができる。

あるいは普段はスマホやタブレットで作業をしていても、大きな画面を使いたいときにさっと取り出せるポータブルディスプレイがあれば、映像編集やパワーポイントを使ったプレゼンなども、そのディスプレイを使って楽に行うことができるようになるだろう。

Desklab Ultralightはそんな需要を満たすために誕生したポータブルディスプレイで、その大きさは15インチと、Macbookなどと同じ大きさを実現している。

しかし重さそのものはMacbook Airのおよそ半分にまで減量することに成功しており、まるでノートを持っていくかのような感覚でバッグなどに忍ばせておくことも可能だ。

デスクトップに負けないパフォーマンスも魅力

そして画質は4Kとなっており、スマホなどで撮影した写真や映像を、スマホの小さなスクリーンではなく、Desklab Ultralightの巨大な画面ですぐにその場で確認することができる。

映像編集などを仕事にする人でも、外で気軽に作業環境を構築できるのがこのディスプレイの強みと言える。

また、ディスプレイはタッチスクリーンとなっており、最大で10本の指で同時に操作することができるほどの高感度スクリーンに仕上がっている。

マウスとキーボードだけの作業ではやりづらく、タブレットやスマホのタッチ操作に慣れているという人にとっては嬉しい機能となっている。

対応する端子はHDMIにMicro USB、USB-C、3.5mmのイヤホンジャックと非常に豊富で、一度に複数のデバイスに接続するという場合でも問題なく対応できる。

オーディオはイヤホン端子でなくとも備え付けのHi-FIスピーカーからも楽しむことが可能になっているので、自宅などイヤホンやヘッドホンを使わなくても良い場所では高クオリティの音質をそのまま楽しむことも可能だ。

スマホやタブレット、ラップトップなど様々なデバイスに対応しているだけでなく、OSも選ばずに運用が可能なため、あらゆるニーズに応えることができる。そして映像や音声の出力遅延などもないため、編集作業はもちろんのこと、ゲームなどのコンマ1秒の反応を擁するシチュエーションでも難なく活躍が期待できるだろう。

また、後背部にはマグネティックスタンドが付属するため、Desklab Ultralight一台で自立も十分に可能となっている。

Desklab Ultralightは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり196ドルでの購入が可能だ。