自宅で手軽に活用できる仮想モバイルクラウドサーバー「MiniBox」

ただ、クラウドサービスが世の中に溢れているとは言っても、個人で利用できるクラウドサーバーの存在はそこまでポピュラーではないため、誰でも自由にクラウドを活用するということは定着していない。
多用途で使えるクラウドサーバーはあれば便利なのだが、MiniBoxは仮想的にプライベートなクラウドサーバーを実現してくれるプロダクトとなっている。

汎用性の高いサーバー機能
クラウドサーバーの最大の特徴として、効率的に様々なテストやストレージなど、自由かつ小さな負担で運用できるという点がある。
通常のサーバーを自前で運用する場合、その維持費やハードの導入費用は非常に高額になってしまうだけでなく、場合によっては増築の必要も出てくるため、個人での運用となるとコストパフォーマンスに不安が出て来てしまうところだ。
一方でクラウドサーバーを利用すれば、そのライセンスを取得するだけで自由に、必要なだけサーバーを運用できるので、誰でも気軽に、リーズナブルにサーバーを活用することが可能になる。
MiniBoxもまた過程で気軽に導入できる買い切り型のクラウドサーバーの1つだが、その活用方法は非常に多様だ。
例えばクラウドストレージとして、好きなだけデータを保管しておく使い方だ。MiniBoxはPC・タブレット・スマートフォンと全てのインターネットデバイスに対応しているため、クラウドを通じていつでも好きなだけデータの保存、および共有を行うことができる。
リッチメディアもしっかりと処理することができるので、4K画質の60FPSという重い動画であっても、難なくサーバー上から直接ストリーミングを行うことも可能になっている。
大きなデータでも非常に軽快にサーバー上で動かすことが可能なため、動画だけでなくクラウドゲーミングのような、リアルタイムでのデータ処理の負担が非常に大きい利用方法にも耐えられるそうだ。
あるいは、新しいアプリケーションのテストを行うといったこともできる。
通常、オンラインゲームなど、サーバーの利用が必要なアプリケーションの場合、サーバーをレンタルして動作確認を行う必要があるのだが、MiniBoxを使えばテストだけのためにサーバーを新たに借りずとも、好きなだけクラウドサーバー上で動作確認を行うことが可能だ。

人工知能分野での活躍も期待
そして現在最も注目を集めている人工知能関連のテクノロジーだが、この分野においてもMiniBoxは役立ってくれる。人工知能に欠かせないのが機械学習で、これは大量のデータをAIにインプットさせ、その学習データを保存しておくサーバーの存在が不可欠となってくる。
MiniBoxはそんな人工知能学習に必要なサーバーとしても役立ってくれるだけでなく、データ処理のスピードを生かして、リアルタイムでデータベースとの照会機能を使った画像認識などを利用することも可能になる。

人工知能はそのものの処理速度も重要だが、AIが考える基準となるデータサーバーとの接続状態も非常に大きなウエイトを占めている。MiniBoxであれば、高まり続けるレベルの高いパフォーマンスの要求にも十分に応えることができるだろう。
そんな汎用性の高さを見せるMiniBoxだが、もちろんセキュリティも充実の機能を備えている。プライバシーが外部へ漏洩してしまうこともなく、自宅に設置して運用するため、外部のサーバーに委託するのが怖いという人にもオススメしたい一台と言えるだろう。
MiniBoxは現在Kickstarterで出資者を募っており、781ドル以上の出資で、MiniBox本体を一台購入することができる。