高いコストパフォーマンスが期待できるモジュラー式建築「QUADROW PAD」

建物を効率よく建てるテクノロジーの進歩は著しく、まるで積み木を使って組み立てていくかのように建築物が素早く建てられていく様子は都会ではよく見かける景色の一つと言える。

今ではあらかじめ工場で各パーツを大量に量産し、土台と骨組みが完成した後はその既製のパーツを組み上げていくことで住居を建設するという手法も多用されている。

世界中でハイスピードに人口が増加し、都会の過密化が進んでいる今、効率よく住居を建設し、すぐにでも人が住まうことのできる場所を提供することが一つのミッションにもなっているとも言える。

「QUADROW PAD」はそんな建築のパフォーマンスを大幅に向上する可能性を秘めた、モジュラータイプのハウジングを促すプロダクトになっている。


次世代のモジュラー式住宅

屋根のある建物の需要は、何も長年にわたって住み続けられるような建築に限った話ではない。

例えば空きスペースにちょっとした物置小屋を作りたい場合や、祈りの場を提供するための教会、あるいは災害時の簡易避難所や住居など、スピーディかつ高いコストパフォーマンスで建物を建てられるニーズはどこにでもあるものだ。

特に日本のような災害大国では緊急時に素早く幾つもの建物を建てられる技術の需要は大きく、避難所や仮設住宅の改善は常に課題として大きく残り続けている。未曾有の被害にも対応するためにも、日本は常に先進的な建築技術に目を向けておく必要があるのだ。

QUADROW PADはこのような問題にも対応できる、次世代のモジュラー式建築プロダクトとなっている。

これは約10平方メートルの大きさの建物を組み立てることができ、瞬く間に建物としての基本的な要素を全て備えたものを用意することが可能だ。

高いコストパフォーマンスが期待できるモジュラー式建築「QUADROW PAD」

10平方メートルの広さは、人一人が生活するには勿論のこと、2~3人であれば収容することができる大きさになっている。中には勿論テーブルやキッチン、冷蔵庫など、生活に必要な家具を置くこともできる。衣類など、常に保管しておかなければならないものも置いておく余裕さえあるだろう。

物置などとして活用する場合は、十分なスペースを存分に活用して収納に専念することができる。QUADROW PADを用意しておけば、一世帯分のストレージとしての活躍が期待できるはずだ。

あらゆる災害にも対応できる耐久性能

また、建物としての基本的な耐久性能も十分に備えているのがQUADROW PADの特徴だ。

いわゆるプレハブ小屋のような仮設住宅などでは、大きな災害が来てしまうと瞬く間に壊れてしまうということもあるものだが、QUADROW PADは山火事や地震、洪水など、大規模な災害でもある程度は耐えられる設計となっている。

コストパフォーマンスを重視した建物は耐久性に劣るイメージが強いものだが、QUADROW PADであればその点も十分に配慮されているようだ。その性能の秘密は酸化マグネシウムとポリエステルを混合した特別なパネルを採用している点が大きい。

この特殊配合によって、火や外傷、そして水への耐性が大きく向上し、災害などにも強い建物となるための重要な役割を果たしている。

高いコストパフォーマンスが期待できるモジュラー式建築「QUADROW PAD」

このようなあらゆる環境に対応できる機能性を考えると、野外での出店などにも応用することができるだろう。調理や販売を中で行い、衛生面や安全面に優れたポップアップショップなどを展開することができるはずだ。

QUADROW PADは主にドアと窓のパネルが一式と、二つのコンセント穴、二つのLEDライトという組み合わせが基本のスターターセットとなっている。必要なものは自由に組み替え、拡張していくことができるので、用途に応じたセッティングが可能だ。

組み立てもそれぞれのパネルを噛み合わせていくだけで行うことができるので、パーツさえあれば一度に何件もの建築を瞬時に行うことができるはずだ。

総重量は1件あたり900キロと、住居としては非常に軽量である。これならトラックを用いてどこへでも持ち運ぶことも可能だ。

QUADROW PADは現在Kickstarterで注文を受け付けており、3千ドルの出資でQUADROW PADを一件購入することができる。

これは特別価格とはいえ、このコストパフォーマンスの高さも魅力の一つと言えるだろう。