省スペースでの作業に最適なマウス「TRACPOINT」

出張や営業など、外出の多いビジネスマンにとっては、パソコンといえばラップトップという考え方が一般的だ。オフィスに腰掛けてデスクトップパソコンを操作できると確かに便利なのだが、移動が多いとどうしてもラップトップのようなポータビリティに優れたデバイスの出番が多くなってしまいがちである。

そして、PCを扱う際に重要となるのがマウスだ。マウスはデスクトップPCを操作するときに必要なのはもちろんのこと、ラップトップの場合でもその利便性は変わらない。ラップトップならトラックパッドでもポインタを操作することができるが、操作性で言えばマウスを使った方が便利である。

今回新たに発表された「TRACPOINT」はいわゆる小型マウスだが、特にラップトップを狭いところで扱うのに最適なモデルとなっている。

どこでも使えて、機能性も抜群

ラップトップは内蔵バッテリーとそのポータビリティにより、いつでもどこでも気軽に扱えるのが最大の特徴だ。近くの喫茶店はもちろん、電車の中や飛行機、出張先のホテルなど、まさに場所を選ばない使い方ができる。

だがどこでも扱えるからといって、いつでも同じ使い勝手で作業ができるとも限らない。例えば電車の中では周りの人の迷惑にならないよう、省スペースを意識して自分の膝の上で小さく作業する必要がある。

また、小さなビジネスホテルなどではデスクと椅子があったとしても、その大きさはいささか不十分であることも珍しくないため、デスクトップPCを扱うように大っぴらに作業を行うことは難しい。

省スペースでの作業に最適なマウス「TRACPOINT」


そのため通常のマウスパッドとマウスを広げての作業は断念せざるを得ず、操作性に難のあるトラックパッドを用いる必要がある。

そこで活躍が期待できるのがTRACPOINTで、ラップトップの上に乗せて使えるほどコンパクトでありながら、一般的なマウスと同等以上の機能性を備えている。

本体の大きさは片手で包めてしまうほどの小ささで、人差し指と親指でつまむような形で使用する。そして単に小さいだけでなく、ラップトップに設けられているわずかな余白スペースでもストレスフリーで使えるよう、マウス感度は高めに設計されている。

感度が高ければ高いほど小さな挙動でマウスポインタを動かすことができるようになるので、何度もマウスを動かす必要はない。

また、マウスを載せておくスペースの表面も大抵の場所に対応しているので、ラップトップの上はもちろん、喫茶店のテーブルや飛行機の座席に装着されているトレーまで、様々な応用を利かせることができる。

いつでも、いつまでも使えるポータブルマウス

そしてラップトップに標準装備されているトラックパッドとは違い、複数のマニュアルボタンが備え付けられている点も注目だ。ラップトップ単体でポインタを操作する場合、パッドをタップする強さや回数によってクリックの機能を使い分けていたが、小型ながら複数のボタンを使い分けることのできるTRACPOINTであれば、操作ミスの心配もない。

TRACPOINTは小さなデバイスということもあり、バッテリー効率が高い点も魅力の1つだ。充電はUSB接続によって行うが、わずか1分の充電で約1時間もマウスを使用することができる。仮にバッテリー残量が減少してしまっても、すぐに今使用しているラップトップにバッテリーを接続するだけで充電が完了するため、実質バッテリー切れの心配をする必要もないだろう。

省スペースでの作業に最適なマウス「TRACPOINT」

また、1時間しっかりと充電しておけば、最大で2週間の連続使用が可能にもなっている。ワイヤレスのマウスはバッテリー切れがネックと荒れているが、この点の心配はなさそうだ。

TRACPOINTはその小ささを生かして、プレゼンテーションの場においても活躍してくれる。スライドをホイールやボタン操作でスクロールさせたりすることが可能なため、常にPCの前に立つ必要もなければ、手も空いた状態で話をすることができるので、リラックスして臨むことができるだろう。

TRACPOINTは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり79ドルの出資で購入することができる。早期購入者向けの格安価格となっているため、希望する場合は早めの注文をおすすめしたい。