これで卓球もお手軽に練習可能に「JOOLA Infinity」

名前の通り卓上で行うテニスとなっているため、広いスペースがなくともプレイが可能で、かつ力も必要ないため、大人だけでなくことどもやお年寄り、女性でもプレイできるという幅広い年齢層に喜ばれるルールが人気の理由の1つである。

ルールもそこまで難しくないが、問題は練習である。卓球で使用するボールは軽量であるため、壁打ちのような練習がテニスなどと比べてやりにくく、サーブやラリー、スマッシュの練習はもう一人プレーヤーがいなければ苦労することもしばしばあるものだ。

「JOOLA Infinity」はそんな個人練習をしっかりと行いたいプレーヤーに向けて開発された、スマートトレーニングロボットで、一人でも満足のいくまでトレーニングを続けることのできる魅力的なプロダクトだ。

最新の卓球ピッチングマシン

JOOLA Infinityは野球で言う、ピッチングマシンのような機能を備えたトレーニングロボットだ。初心者からプロフェッショナルまで、あらゆるスキルレベルに対応したピッチング調整が可能で、個人の技術に応じて好きなように設定を変更することができる。

遠くから見ているとわからないが、卓球のボールにはその打ち方によって様々な回転や揺れ、そしてスピードが加わっており、プレイヤーはそれに応じた返し方を迫られるため、一瞬の判断力とスキルが求められる。

JOOLA Infinityはあらゆる打球を想定し、再現して送球を行うことができるため、ユーザーは自分の苦手なコースをひたすら練習したり、ランダムに送球させて対応力を伸ばす練習をすることが可能だ。

微妙な球への回転の付け方など、早急に関してはかなり詳細な設定が行えるので、より自分のニーズに合わせた練習が行える。

人間では再現しづらい複雑なコースも、JOOLA Infinityであれば何度でも正確にそのコースを練習することができるだろう。

卓球はラリーのスピードがそのほかの球技よりもはるかに速いことが特徴でもあり、そのスピードについていけることが肝心なスポーツでもある。

プロレベルの送球が可能

JOOLA Infinityでは毎分30~100球の送球が可能な設計となっているので、1つ1つのボールを丁寧に返すだけでなく、高速でいくつものボールを次々と打ち返す練習もできる。通常では再現することが難しいスピードでの送球もこのロボットを使えば気軽に練習ができる。

球速もかなり緩急をつけながら送球ができ、回転もトップスピンとアンダースピン、サイドスピンとバリエーションも豊富なため、判断力と精度を高めるのには最適の一台となってくれるはずだ。

送球方向は5x3のグリッドを設定して、極めて正確に行ってくれるが、JOOLA Infinityのローンチ後もこの点の改良はさらに進められる予定で、より正確な送球が可能となる予定だ。

また、JOOLA Infinityには無限に送球が行えるよう付属のネットとの連携も高く取られるよう設計されている。自動的にボールが本体下部にあるマガジン部分に補給されるよう設計されているため、半永久的に練習を続けることが可能だ。

JOOLA Infinityの動作はスマートフォン専用に開発されたアプリケーションによって制御することができる。スマートフォンとJOOLA InfinityをBluetoothで接続することにより、本体の挙動を詳細まで設定することができる。

わざわざJOOLA Infinity本体を操作する必要がなく、手持ちのスマホから設定を気軽に変更できるため、取り扱いの煩わしさも小さい。一人でしっかりと練習に時間を使いたい場合には最適の一台となっている。

本体サイズもコンパクトで、自由に持ち運んで使用することができるため、卓球台が自宅にない場合でも気軽に練習場へJOOLA Infinityを持ち込み、練習を行うことが可能だ。

JOOLA Infinityは現在Kickstarterで注文を受け付けており、一台当たり499ドルで購入することができる。プロのトレーナーを雇うよりもはるかにリーズナブルかつ、いつでも好きなだけ使えるため、各チームに一台購入するというのも良いだろう。