リモコン操作でゴルフキャディバッグを楽々運搬「Car Caddie RC Golf Cart」

ただ、ゴルフカートを運用するほどの広さではない場所でのプレーとなると、キャディバッグはやはり重荷となるだろう。少しの移動でもあれだけ重量のあるものを繰り返し運んでいると、その疲労は決して侮れるものではない。

そんな少人数・小規模なゴルフプレー向けに開発されたのが「Car Caddie RC Golf Cart
」で、例え徒歩で済ませられるような移動であっても活躍が期待できる、痒い所に手が届くプロダクトだ。

ちょっとした移動に最適なカート

ゴルフクラブなどを収納しておくキャディバッグは、物にもよるが大抵の場合3~4キロほどの重量がある。ただこれはキャディバッグ単体での重量となるため、実際に運用する際はゴルフクラブを何本もその中に収納し、最終的な重さは10キロを優に超えることになる。

ただ担いで運ぶだけならそこまでの疲労感はないかもしれないが、問題なのはこのキャディバッグを何度も繰り返し持ち上げては下ろすを繰り返さなければいけない点にある。この重量のものを何度も持ち上げてはおろしを繰り返していると、徐々に腕や肩、そして腰へのダメージが蓄積していき、慢性的な関節痛や腰痛の原因にもなりかねない。

普段から体を動かしている人ならそこまでの負担は感じないかもしれないが、ゴルフをたしなむ人は会社勤めやオフィスワークで日常的な運動が不足している場合も多い。

あまり大きな負担をいきなり体に与えてしまうのは怪我の原因ともなるため、年齢を重ねるにつれて避けて通りたいものなのだ。

そして小規模なゴルフプレーに最適なカートとなってくれるのが、Car Caddie RC Golf Cart
だ。このカートは手持ちのリモコンで操作することのできる小型ゴルフカートで、人間が乗るスペースこそないものの、キャディバッグを積んで楽々ホールを回る事ができる。

見た目こそラグジュアリースポーツカーのようなデザインをしているが、移動によってコースにダメージを与えてしまう心配はない。リモコン操作で自由にカートを運転し、バッグを好きな場所まで移動させる事ができる。

また、ゴルフの際にはキャディバッグ以外にも持ち歩かなければならないものはあるものだが、カートには飲み物を持ち運ぶためのカップホルダーが２つ、スコアを記入するためのクリップボードが１つ設置されている。

ホールを回るのに必要なものは全てこれ一台に搭載する事が可能だ。オーディオケーブル差し込み型によるスピーカーもあらかじめ搭載されているので、音楽を流しながらのプレーといったカジュアルな楽しみ方もできるだろう。

本体性能もおもちゃ以上の仕上がりに

フロントと後部に備えられているランプは飾りではなく、LEDライトとして活躍してくれる。辺りが暗くなってきてしまった場合でも、カートが前方や周囲を照らしてくれるため、安全に帰宅する事が可能だ。

タイヤ部分はパンク防止加工がなされており、ゴルフ場の移動中にパンクによって操作ができなくなる心配もない。キャディバッグと操縦不能になったカートを担いで戻るのは苦痛だが、そのリスクは非常に小さいものとなっている。

また、ホールは必ずしも平坦な道であるとは限らないものだが、このRCカートには下り坂に差し掛かった際にオートブレーキが作動するよう設計されている。そのためカートが積載物の重量に負けていきなり暴走を始めたり、スピードが出すぎて横転してしまうといった事態も避けられるだろう。

そしてもちろん、18ホール以上の運転にも対応できる超寿命バッテリーを搭載している。バッテリー切れもこのようなRCカートの天敵と言えるが、その心配もこのカートには無用だ。

Car Caddie RC Golf Cartは現在Kickstarterで注文を受け付けており、645ドルの出資で本体を一台購入する事ができる。