メディカルグレードで活用可能な個人用空気清浄機「MA-Smart Air Purifier」

このような淀んだ環境に慣れてしまうと、いざ体調を崩してしまった際に、空気に気をつけなければならないという方向へ意識が向かいにくい。食べ物以上に常に体内に取り入れては吐き出すを繰り返す空気に対する衛生観念を向上させることは、毎日を元気に過ごすためには重要な要素となってきているのである。

近頃は一人暮らし世帯やオフィスで自分のスペースだけでも健全な空気を実現できるよう、小型で使いやすく、かつ性能はプロフェッショナル級のものもリーズナブルに手に入るようになってきている。

新たに発表された「MA-Smart Air Purifier」もそのような空気清浄機の一種で、高い清浄効果で健康被害からユーザーの身を守ってくれる。

空気汚染に抵抗するために

平均して、現代人は2万4千回もの呼吸を1日に行い、その90%は室内で行われるという。そして室内は屋外とは異なり、ホコリやゴミ、ペットの毛、タバコの煙に体臭、水回りから発生するカビなど、体内に悪影響を及ぼしかねない要素は溢れている。また外とは違って室内は換気が徹底されていなければ悪い空気が滞留しやすく、外にいるよりも室内の方が空気が汚れているというケースもあるものだ。

そして、日本では花粉症の問題もある。花粉症は日本においては深刻な公害となっており、多くの人が春先に飛んでくる花粉によってアレルギー反応を起こし、生活に支障を与えている。

また、大陸からやってくるPM2.5や、黄砂などの物質も厄介な存在だ。風に乗ってやってきてしまう以上は何らかの対策が必要なのだが、MA-Smart Air Purifierそのような空気の問題を解決するのにうってつけの存在だ。

HEPA H13フィルターで感染予防も

MA-Smart Air Purifierに搭載されているのは、医療機関水準のフィルターであるHEPA H13フィルターだ。空気中に含まれている分子がうまく絡め取られるよう網目状に構成された繊維が大きな特徴で、体に有害な物質はこのフィルターを通過することで浄化されるという仕組みだ。

HEPAフィルターと名付けられたフィルターを搭載している空気清浄機は数多く存在するが、オフィシャルなHEPAフィルターを採用しているモデルはそう多くはない。HEPA H13は正真正銘の高品質フィルターであるため、そういった粗悪品では体感できないような性能を発揮してくれるはずだ。

HEPAフィルターは物質だけでなく、空気中のウィルスやバクテリアも一緒に取り除いてくれる点が特徴だ。特に冬の乾燥した時期などは空気感染による風邪の流行や、インフルエンザの大流行が懸念されるところであるが、MA-Smart Air Purifierを一台家に用意しておけば、そのような感染リスクを大きく低下させることができるだろう。

ホコリゴミなどを吸収するプレフィルター、有害なウィルスやバクテリアを絡め取るHEPA H13フィルター、そして悪臭やその他の有害物質を吸い込んでしまうカーボンフィルターの三重構造により、MA-Smart Air Purifierは高いレベルの空気清浄効果をもたらしてくれるのだ。

MA-Smart Air Purifierには自動で空気の状態を感知し、その時の空気レベルに応じたコントロールが可能となっている。空気が汚れているようなら内部のファンは激しく回転し、空気が澄んでいるなら静かに動くといったように、必要に応じた挙動でその役割を果たしてくれるのは、節電の面からも嬉しいポイントだ。

空気の状態は本体から発せられるLEDライトの色で判断も可能なため、視覚的に現在の空気の状態を判断できるのも大きい。

また、MA-Smart Air Purifierのコントロールは専用のスマホ向けアプリから行うことができる。スマホからはMA-Smart Air Purifierが完治した空気中のPM2.5などの正確な数値も確認することができ、本体とWI-Fiを用いて接続することで、家の外からでも操作することが可能だ。

また、スマートスピーカーと連携することで、音声コントロールによる操作も可能となる。MA-Smart Air Purifierを利用する上で、もはや本体やアプリを利用せずとも扱えてしまうのは次世代の空気清浄機ならではの使い勝手である。

MA-Smart Air Purifierは現在Kickstarterで出資者を募っており、一台当たり209ドル以上の出資で購入することが可能だ。

発送はアメリカ国内のみに限定されているが、国外発送対応にも期待指定ところである。