これで充電ケーブルに煩わしい思いをする必要もなし「High Five」

スマートフォンを持ち歩く上で、欠かせないアイテムとなっているのがポータブルチャージャーの存在だ。その使用用途の多さに伴い、朝にはバッテリーが満タン状態であってもスマホはすぐに充電切れを起こしてしまい、夜、早い時には夕方には心もとないバッテリー残量となってしまう。

そのため外出の用事が多い人は常にカバンの底へポータブルチャージャーを忍ばせておく必要があるものだが、問題なのはスマホとチャージャーを接続するためのケーブルだ。いくら充電器に多くのバッテリーが蓄えられていてもケーブルがなければ充電はできないが、かといってケーブルをカバンの中へ放り込んでおくと面倒なことになるケースも多い。

「High Five® 」はそんな充電ケーブルに関するトラブルを回避するために生まれたプロダクトで、そのコンパクト性から現代人をストレスから解放してくれる。

充電ケーブルをめぐるトラブル

充電ケーブルは私たちの生活に馴染んで久しいが、同時に煩わしい思いをすることも多かった。例えば音楽プレーヤーやスマートフォンなど、家にある電子機器ごとに端子の規格が異なるためにケーブルがかさみ、家のスペースを圧迫したり、整理整頓を困難にしたりしてしまう。

また、家だけでなく外にも持ち出すなどを繰り返すことでケーブル本体にも負担がかかるようになってしまい、次第にケーブルを覆うカバーが破れてきたり、断線を起こしてしまうこともある。充電ケーブルの断線は非常に危険で、漏電や感電、さらには火災の危険をも引き起こしてしまうため、できる限りケーブルは丁寧に扱いたい。

最近ではワイヤレス充電も普及しつつあり、スマートフォンの機種やポータブルチャージャーによってはケーブルいらずで充電できるようになってはいるものの、充電の即効性やコストパフォーマンスを考慮するとまだケーブルによる充電が主流であると言えるだろう。

High Fiveはそんなケーブル充電に伴う多くの問題を解消してくれる頼もしいプロダクトで、まずはそのコンパクト性が大きな売りの一つだろう。

コンパクトで汎用性も高いHigh Five

大きさは一般的なカギと変わらないサイズ感で、キーホルダーなどに取り付けて持ち歩くことができる。従来の充電ケーブルは持ち歩くには不向きなほどの長さを備えていたために、必要以上にケーブルへ負担をかけてしまうことも多かった。High Five®はまずその点に注目し、外出時に必要な最低限の長さのみを確保することで、断線のリスクを低減、その上カバンなどに入れておくことで絡まってしまうストレスも解消してくれるようになった。

また、High Fiveの外装は金属で覆われており、不意に与えられた衝撃などで破損してしまう心配もない。ケーブル部分もシリコン素材を用いているので、ケーブル本体がむき出しになってしまう危険性も少ない。重量感のある見た目かもしれないが、本体はわずか15グラムとなっており、負担になることはないだろう。

これで充電ケーブルに煩わしい思いをする必要もなし「High Five」

そしてHigh Fiveの最大の特徴は、これ一台で5つの端子に接続し、充電することができるという点だ。これまでは電子機器に応じて異なる端子のケーブルを用意しなければならなかったが、High Fiveを使えばその必要もなくなりそうだ。iPadやiPhoneに使われるLightningやKindle、Samsung製品のMicro USB、USB-A、USB-Cと、ポピュラーな端子は全てカバーしてくれている。購入時に自分のスマホとは違う規格の物を購入してしまう心配もなければ、充電器本体を別の人から借りる際にもモデルを気にする必要がなくなるため、便利になることは間違いない。

また充電スピードも素早く行えるよう設計されているため早く、2.4アンペアでの急速充電が可能だ。充電を行う際もケーブルが短く、デザインもミニマルでスタイリッシュなものとなっているので、見た目にもシンプルでスマートな印象を与えてくれることになるだろう。

これで充電ケーブルに煩わしい思いをする必要もなし「High Five」

High Fiveはケーブル部分のカラーリングも自由に選ぶことができる。暖色から寒色まで各種取り揃えられており、購入時には好きなものを選ぶと良い。

スマホやタブレット以外にも、High Fiveは音楽プレーヤーにヘッドフォン、アクションカメラなど、あらゆるコンパクトデバイスの充電にも使用することができる。身の回りに電子機器を多く持ち歩いている人ほど、High Fiveによる改善効果は大きなものとなるはずだ。

High Five® は現在Kickstarterで出資者を募っており、14ユーロ以上の出資でHigh Five本体を一台購入することができる。日本からの注文も可能で、発送は、2019年の5月を予定している。