スマートフォン向けスピーカーの新しいソリューション「Magic Box」
スマートフォン同様にコンパクトでスマートなデザインのものが好まれる傾向にあるが、やはりコンパクトであるがゆえの問題を抱えているものも少なくない。
またスマートフォンで音楽を聴くだけでなく映画鑑賞なども行うようになったため、映像は高画質でもデフォルトでスマートフォンに備え付けられているスピーカーでは迫力がなく、見応えが失われてしまうということも少なくない。
「Magic Box」はそんなコンパクトゆえのいくつかの問題に対処するために生まれた新しいスピーカーで、極めてユーザビリティの高い使い勝手でストレスフリーなオーディオ体験を提供してくれる。
多機能型コンパクトスピーカー
一見すると何の変哲も無いコンパクトスピーカーのように思えるが、Magic Boxはいくつかの機能によってユーザーの音楽体験を支えてくれる。
一つ目に大容量バッテリーを備えたポータブルチャージャーとしての役割である。スマートフォンは使用年に応じて内蔵バッテリーが劣化していくため、物によっては半日しかまともに使うことができないというケースも少なく無い。
まして音楽を再生していたり、動画を頻繁に見るようなことであれば、バッテリーの消耗はさらに激しいものとなる。
そのためポータブルチャージャーをいつも持ち歩いていたいものであるが、コンパクトスピーカーもポータブルチャージャーも持ち歩くというのはかさばってしまい、生活に支障をきたしてしまう可能性もあるだろう。
そんな時に活躍するのがMagic Boxである。内部には大容量のバッテリーを備えており、その容量は6000mAhのスマートフォンを満タンにチャージできるほどの容量を備えるほどだ。ポータブルバッテリーもまた使用回数に応じて劣化していくものだが、Magic Boxは600回のバッテリーサイクルテストにも耐えられるほどの耐久性を持っているので、早々ポータブルチャージャーとしての機能を失ってしまうしなう心配はない。
またチャージそのものはワイヤレスで行うことができるのもMagic Boxの特徴だ。カバンの中でチャージ用のケーブルが絡まってしまったり、ケーブルを忘れたおかげで充電ができなかったというストレスからも解放されることになるだろう。
そしてスマートフォンをチャージしながら、Magic Boxはスマホを斜めに立てかけることで動画閲覧用のマウントとなることも可能だ。チャージングパネル部分は可動域となっており、フォンホルダーにもなっているので、容易に立てかけて動画視聴を楽しむことができる。
もちろんMagic Boxのスピーカーを通じてオーディオを出力することができるので、これまでになくストレスの少ない視聴が可能となるはずだ。
スピーカーとしての性能も上々
そして肝心の音質であるが、Magic Boxはオリジナルのユニークなデジタルシグナルプロセッサを活用し、カスタマイズされたスリムダイナミックスピーカーを搭載することで、コンパクトなボディを実現しながらもハイクオリティな音は失われないようデザインされている。
コンパクト性は時として音響性を犠牲にすることもあるものだが、Magic Boxはその心配がないのも特徴だ。
Magic Boxはスマートフォン以外にもタブレットやラップトップ、デスクトップPCとも接続させることができる。接続は充電同様無線で行うことができ、Bluetooth対応機器であれば何でも利用することが可能だ。
具体的な音質としては、いわゆるフラットな質感が特徴的な設定となっている。様々なシチュエーションで利用されることを想定しているため、高音にも低音にも対応できる設定は誰にでも受け入れられるだろう。
Magic Box本体への電源供給は、Lightning端子で行うことができる。この端子はスマートフォンの充電にも活用することが可能で、ワイヤレスチャージでは時間がかかると感じる場合には有線での充電が推奨されている。
本体からははホワイトとブラックの二色展開で、手持ちのスマートフォンにゃ好みに合わせた選択が可能だ。
Magic Boxは現在Kickstarterで出資者を募っており、6500円程度の出資でMagic Boxを一台手に入れることができる。本体セットにはMagic Boxと有線ケーブルが同梱されており、到着してすぐに活用することができる。
発送は2019年の2月を予定しており、日本からの注文にも対応している。