シーメンスが提案するプエルトリコのミニ・グリッド戦略

シーメンスが提案するプエルトリコのミニ・グリッド戦略
2017年に中米地域を襲った大型ハリケーン・マリアによって、プエルトリコは多大なダメージを受けた。
プエルト・リコ政府が発表した死亡者数は46人であったが、ハーバード大学の調査チームによると、ハリケーン・マリアが原因で少なくとも4,600人の死亡者が算出されている。多くの死者も出したが、既存インフラへのダメージも大きな禍根を残した。電力供給は台風が過ぎて数ヶ月たってもプエルトリコ全土において供給不足が続いた。 ドイツ・ミュンヘンに本社がある多国籍企業のSIEMENS(シーメンス)の子会社であるシーメンス・コーポレーションは、2018年7月にプエルトリコにおける新たな電力供給のためのミニグリッドソリューションのフレームワークを発表した。 以下では、シーメンスが発表したプエルトリコにお...

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