商材撮影にうってつけのポータブルiPadフォトブース「Salsa」

コンテンツの販売において、今最も重要視されている要素の一つが写真写りの良さだ。多くの消費者は店舗で商品を見つけて興味を持つのではなく、SNSやネット検索などで買いたいものを見つけることが増えてきたため、写真写りの良さは従来よりも直接的な購買に繋がりやすいのである。


もちろん商品の購入もインターネットで完結するため、どれだけ商品の魅力を写真で伝えられるかが重要となっている。良い写真を撮るためには良いカメラも必要だが、現代ではスマートフォンやタブレットのカメラで十分な画質を確保できるため、それなりの写真はこれらのデバイスで撮影することができる。

問題はむしろ写真を撮影するための環境で、綺麗で安定した写真を撮るためにはスマホやタブレット単体では難しい。

「Salsa Photobooth」はそんなタブレットを用いた写真撮影にはうってつけのポータブルフォトブースとなっており、豊富な機能で購買
意欲を促進してくれるような写真を生み出す手伝いをしてくれる。



iPad専用のポータブルフォトブース

SalsaはiPadのカメラ撮影に最適かされたポータブルフォトブースで、取り付けられるiPadに制約はない。iPadには発売時期や購入モデルによってインチ数や形状が異なるというのは当たり前だが、Salsaの場合はどのモデルのiPadにも対応しているため、自分の持っているiPadがSalsaで使えるかどうかの心配をする必要はない。

また、重量は16キロと設置型のフォトブースとは違い持ち運びも想定されており、ケースから取り出して準備を整えるまでは1分ほどで済む取り回しの良さも魅力的だ。組み立てに道具は必要なく、人間の手のみでセットアップを終えられる。

写真を撮るための準備には照明やスタンドなど、これまではその準備や移動に時間を取られてしまっていたものだが、Salsaはその心配
もないだろう。

商材撮影にうってつけのポータブルiPadフォトブース「Salsa」

SalsaはiPadの写真撮影を安定させるだけでなく、ライトアップによってより商品の写真撮影を優れたものにしてくれる。外出先などでの撮影で悩まされがちなのが光量不足で、それを補うために外付けのライトスタンドなどを従来は持ち歩いていたものだが、SalsaはLEDライトを内蔵しているためその心配はない。

また、ライトには100種類以上のパターンがあり、商品のイメージや周りの環境など、その時のニーズに合わせた写真撮影が可能になっている。Salsaはオート撮影の設定にしておけば、被写体を暖かなホワイトライトで照らしてくれるので、とりあえず写真を撮っておきたいという場合はこれで問題ない。

撮影した写真は25を超えるデザインのインターフェイスから好きなものを選び、より魅力的な写真へとグレードアップさせることができる。テンプレートだけでなく、自分のカスタムデザインによって写真をアップロードすることも可能だ。

専用アプリで高い利便性も

写真の編集機能やテンプレートデザインは日々のトレンドに合わせられるよう、開発・運営チームが常にアップデートを行い、すぐにでもSNSにアップできるよう改良が加えられ続ける予定だ。
専用のiOSアプリからも優れた機能を使うことができるが、まず嬉しいのはクラウドストレージと連携して保存を行いやすい点だ。写真や動画はどうしてもiPadのストレージを圧迫するためにギャラリーの整理に追われてしまいがちになりやすいが、Salsaの専用アプリではその心配もないだろう。

アプリケーションからは撮影に関わるあらゆる詳細設定も行うことができる。キャプチャーモードやインターフェイスの変更、SMSメッセンジャーやメールへのコピーなどが行えるほか、連携しているデバイスとリンクして設定を反映することも可能だ。

Salsaはインターネット接続が存在しない場合でも問題なく利用することができる。撮影したイメージは全て一時的に保存し、接続後にDropboxなどのス
トレージサービスにまとめて保存することができる。

商材撮影にうってつけのポータブルiPadフォトブース「Salsa」

Salsaのオリジナルギャラリー上で撮影したメディアを公開し、ゲスト向けにそれらを閲覧可能にすることもできる。気に入った写真はそのままSNSなどにアップロードし、第三者とシェアするのも可能となっている。

Salsaは現在Kickstarterで注文を受け付けとり、一台当たり2000ドルで購入することができる。発送はアメリカ国内に限定されているため日本からの注文はできないが、すでに22万ドルもの資金調達に成功している。