4K撮影と自立飛行が可能な小型ドローン「Hover2」

民間用ドローンは今や娯楽だけではなく、普及が進んだことで実用的な側面が重要視されるようになってきた。
特に飛行型のドローンの用途は様々な業界で実践的な効果が期待されており、流通分野においても将来的には窓口配送は全てドローンに置き換わる可能性も示唆されている。
そして映像撮影においてはすでにいくつかのメリットを伴って実践的な活躍を見せている。人間の手やこれまでの技術では難しかったアングルでの撮影も、ドローンの登場によって容易かつ安価に行うことができるようになってきているのである。
そして映像撮影において欠かせないのがその画質だが、「Hover2」は民間向けの安価なドローンでありながら4K撮影を行えるだけでなく、撮影に大きく貢献する様々な機能を備え、ユーザーを手助けしてくれるプロダクトとなっている。
高いレベルの自立飛行が可能なHover2
ドローンの何よりの特徴は内部にコンピューターが搭載されている点だが、Hover2はAIによって本体動作が制御されている点が大きい。自動で状況を把握できる能力を持っていることで、自立型のドローンとして最大の能力を発揮する。
例えばHover2のオートフレーム機能はその能力の一つである。オートフレーム機能はまずプリセットの撮影スタイルからあらかじめ好みのものを選んでおけば、あとはドローンが自動で指定のポジションまで飛行し、撮影準備に取り掛かってくれるというものだ。
プリセットは4つ用意されており、大体の撮影はこの機能を使えば行うことができるだろう。
あとは撮影ボタンをタップするだけで良いというのだから、これほど簡単な撮影手段も早々あるものではない。マニュアル操作での撮影であれば、ドローンを制御するだけでも一苦労ありそうなものだが、Hover2の場合は全て自動で行ってくれる。
オムニフォロー機能もHover2の優れた特徴の一つだ。これは被写体を常に捉えて置くための機能で、どのようなアングルでもフレーム収めることができる。この機能により、これまで人間のカメラマンでは難しかったアングルでも無理なく撮影を行うことができ、撮影者にも被写体にも負担の少ない環境を構築することができる。
従来のフォローモードはただ単に被写体の後ろを追いかけるに過ぎなかったが、オムニフォローモードでは好きな角度から追いかけることができるようになったのは大きな進歩と言えるだろう。
Hover2にはオプティカルレーダーが搭載されているので、カメラで被写体を捉えながら進むべき方向に前進することができる。いわゆるよそ見をしながらの移動が可能というわけだ。
よそ見をしながらどのように正常な移動を続けるのかといえば、搭載されている障害物回避アルゴリズムが大きな役割を果たしている。これは周囲の状況や3Dマッピング能力などを組み合わせることによって可能となっている新しいナビゲーティングシステムで、リアルタイムの状況把握により柔軟な移動を可能とする。
撮影させていたらいつの間にか墜落しているという心配も、この機能によってそのリスクは最小限に抑えられているだろう。
撮影した映像は、Hover2のアプリケーションで提供されるシネマティックテーマでクオリティの高い映像を簡単に作ることができる。雰囲気のある色みをフィルターとサウンドトラックで演出し、気軽にSNSなどで公開することもできるだろう。
リモコン操作や長距離飛行も楽々
自立飛行だけでなく、Hover2はリモートコントロールによるマニュアル操作も可能だ。エルゴノミックデザインの専用コントローラーで、最大5キロメートルの距離まで離れた場所でも飛行を行うことができる。
加えて本体サイズは一般的なリュックサックにも収まるほどにコンパクトサイズにまとまっているので、長距離の飛行に際しては本体を見失ってしまう注意さえ必要になるだろう。
バッテリーも飛行距離に応じてかなりのパフォーマンスを誇っており、一度のフライトで最大23分間の飛行が可能だ。
コンパクトなドローンとしては十二分のパワーと言えるだろう。
Hover2は現在Kickstarterで注文を受け付けており、399ドル以上の出資でスターターパックを一台購入することができる。
発送は世界各国に対応しているので日本からの注文も可能だ。