自動で清掃してくれる多機能猫用トイレ「Footloose」

ペットを飼育する際、飼い主の負担として地味に大きいのがペットのトイレ事情だ。犬であれば外へ散歩へ行く際にフンの始末をするが、室内外となりやすい猫の場合、トイレを逐一チェックして用を確かめておかなければ、不潔なトイレを使うせいで家が汚れてしまうと言うことにもなりかねない。

猫用のトイレといえば箱に入った砂のようなものを設置するものだが、アメリカのサンフランシスコで誕生した「Footloose」は、自動で猫のトイレの始末を行い、常に綺麗な状態を維持してくれる優れた全自動トイレとなっている。


猫用の自動清浄機付きトイレ

一見すると収納用具のようなビジュアルをしているFootlooseだが、この屋根付きのようなデザインが全自動でトイレの始末をしてくれる仕掛けの重要なポイントとなっている。

ドラム式洗濯機のようにトイレの中の砂を回転させ、排泄物のみをすくい上げて内臓のゴミ箱に収納してしまうと言うのが主な仕組みだ。

自動で清掃してくれる多機能猫用トイレ「Footloose」


従来の方法であれば飼い主がペットのふんを書き出し、スコップなどで回収してゴミ箱へ投棄する必要があったが、自動でフンを掻き出してくれる仕組みは革命的と言えるだろう。

猫のトイレのたびに清掃する手間が省けるだけでなく、外出中にトイレをしていなかったかチェックする手間も省けるのである。

飼い主が行わなければいけないのは、猫のフンが収納されるトイレ袋を定期的に交換するだけだ。ゴミ袋は特別なものは必要なく、身近なビニール袋などを使えばコストパフォーマンスにも優れたトイレとして活躍してくれるだろう。

またFootlooseはただ自動でトイレを綺麗にしてくれるだけでなく、スマートにペットを管理してくれるのがおおきな特徴だ。

例えばトイレを感知し、自動で処理を行うタイミングである。Footlooseは内部に独自の自動判別アルゴリズムを搭載しており、猫の種類や健康状態を判別することができる。

そのため複数の猫を室内で飼育し、Footlooseを共有していたとしても、それぞれの猫を判別して今どの猫が用を足しているのかがわかるようになっているのだ。

加えて、猫が用を足し終わったタイミングでクリーニングを行ってくれるようになっている。猫がFootlooseに入り込んだことを重量計やモーションセンサーで検知し、出ていってからクリーニングを開始するので、猫がそれに巻き込まれてしまう心配はない。

ペット関連の自動化機械はペットがアクシデントに巻き込まれてしまうのではという心配はあるが、Footlooseは単に自動化するだけでなく、一匹ごとの個体差に合わせてクリーニングを行い、データにしてくれるので、安全性や拡張性に優れたプロダクトと言えるだろう。

また、Footlooseは少し高い位置で用を足すように設計されているのだが、これもまた複数の猫を飼っている人に向けたデザインだ。

上下関係のある猫の場合、一方が用を足している際に茶々を入れられて思うように排泄ができないこともあるが、高い位置で用を足せることにより、下手にちょっかいを受けることなく排泄をしてもらうことができる。

排泄は健康を守る上で重要なルーチンだが、これにストレスが溜まってしまうと便秘などの症状につながってしまうこともある。Footlooseは直接猫の健康を守ってくれるトイレとも言えるだろう。

猫のヘルスチェックも可能

Footlooseは専用のスマートフォンアプリもリリースされており、本体と連携して活用することにより様々な機能を利用できる。

例えば普段は自動でクリーニングを行うが、スマートフォンで操作することにより主導でクリーニングを行える。電源のOn/Offはもちろん、クリーニングしたフンがどれほど本体に溜まっているかもビジュアルで確認することができるので、掃除のタイミングを失ってしまうことはない。

設定によってゴミ袋の取り換えのタイミングを通知させることもできるので、無駄のない管理が可能となる。

また、Footlooseをヘルスチェック嬉々として用いることも可能だ。ペットの排泄物にまつわる行動はその健康状態を見る上では重要な役割を果たすが、Footlooseに内蔵されたセンサーを使うことで、体調をデータ化することができる。

自動で清掃してくれる多機能猫用トイレ「Footloose」


例えば体重の測定はトイレの時に行えば正確にはかれることは間違いないし、排泄量もその指標として適切だ。

あるいは猫を判別する機能を応用して、その頻度や時間も記録することで、詳細なデータを収集することができる。

これらのデータは全て保存することができるので、その数値から体調の微妙な変化を読み取ることもできそうだ。

Footlooseは現在Kickstarterで注文を受け付けており、324ドル以上の出資で一台購入することが可能だ。