AI搭載、維持コスト無しの次世代防犯カメラ「Litmor Capsule」
そのため現代人はセキュリティテクノロジーにも多くのコストを費やしてきた。防犯カメラの設置は有効なセキュリティ対策の一つではあるが、技術の進歩と時間の経過により、従来の旧式カメラでは対応しきれない問題も散見される。
テクノロジーの進歩は犯罪者のノウハウの向上も促してきたため、彼らの技術をうわまわる手段でセキュリティを高めていかなければならない。「Litmor Capsule」はそんな次世代のセキュリティニーズに確実に応えてくれる防犯カメラで、既存の防犯カメラの抱える問題をいくつもクリアした期待値の高さが特徴だ。
次世代カメラのニーズに迫られる現代
従来の防犯カメラの抱える問題をあげればキリがないだろう。例えば画質の荒さや映像と現実とのタイムラグ。視野角の狭さや夜間での映像の不鮮明さ、そして防犯装置の誤作動など、かなりの費用を要求しておきながらまともに動作しないということは意外にも珍しくない。
防犯カメラを設置しているという事実が抑止になっていることは確かだが、それでも実際に犯罪が起こった時に適切に対処ができなければ、以後も同様の手口の犯行が蔓延してしまうことになってしまう。
Litmor Capsuleはこのような形骸化した防犯カメラの存在意義を再び高めてくれる、ハイテク家庭用カメラとなっている。
一台で多くの問題を解決してくれるLitmor Capsule
Litmor Capsuleの特徴はまずその視野角の広さだ。これまでの防犯カメラであれば最大でも120度前後の視野角が最大であり、どれだけカメラを設置しても死角生まれてしまうことが多かった。しかしながらLitmor Capsuleは180度の視野角を持っており、壁を背にして取り付ければ死角は事実上存在しない。
映像は2K画質での録画が可能で、写っている人物が不鮮明で確認することができないという心配もない。
また、夜間の映像もフルカラーで録画することができ、ナイトビジョン映像だけでない鮮明な映像の確認をすることができる。
撮影だけでなく、Litmor CapsuleにはAIによる自動動体認識機能も備わっており、不審な動きをする人物をマークし、必要があればアラームを鳴らすことができる。
どのように不審者とそれ以外を見分けているのかというと、いくつかのデータベースを参照して判断している。一つには機械学習による通常と異常の判断である。
例えば玄関でインターホンを鳴らしたり、目の前の道を通りかかるだけであれば通常の訪問者や一般の通行人であると判断するが、敷地内に立ち入って窓の方へ向かったり、ドアをこじ開けようとする動きは以上とみなされ、即座にアラームが鳴るという仕組みとなっている。
他にもモーションセンサーによって物体の接近や動物の存在を認識したり、頻繁に出入りする人の周波数を特定し、その人が家族であるかどうかを確認するなど、多くの処理を自動的に行うことができる。
そして万が一の際のサイレンは110デシベル相当のアラームとなっており、これは車のクラクションに匹敵する音量である。屋内にいる人はもちろん近所の人でも気がつくレベルで、近くで騒音を聞いた不審者も驚くほどの音量となる。
そしてライトアップの際の光量は2400ルーメンと、これもまた相当な明るさとなっており、サーチライト並みの光量を期待できる。
Litmor Capsuleは防犯だけでなく、インターホンとしても活用することができる。訪問者の顔はリアルタイムのストリーミングでスマートフォンから確認することができる。双方向マイクのおかげで訪問者とオーナーで会話をすることもできるので、インターホンがわりに設置するのも良いだろう。
これだけの機能を備えておきながら、Litmor Capsuleは月額料金が発生することはない。一台あたり2万円程度のLitmor Capsuleだが、この購入費用のみで支払いは完了し、以後は電気代のみで運用することができる。
これまでは監視のためのセキュリティコストがかかることも珍しくなかったが、AI技術のおかげで無人でもリアルタイムの監視ができるようになり、人件費を削減することに成功したのである。
Litmor Capsuleは現在Kickstarterで注文を受け付けており、世界各国への発送も対応している。発送は2018年の10月以降を予定しており、日本からでももちろん注文することが可能だ。