スマートフォンで手軽にセキュリティの向上を。
「Caruzzo」
そんな家庭の防犯対策に悩める人達に向けて開発されたのがこの「Caruzzo」で、特別な器具や設備も必要とせず、スマートフォンとこのデバイスさえあれば自家用車と家庭のセキュリティは一気に向上させることができるようになる。
完成された家庭用セキュリティを提供
Caruzzoは自動車と家用に開発された、全く新しいセーフティガジェットだ。持ち主は自分のスマートフォンを通じて、Caruzzoの周りで起きているいかなる出来事も察知できるようになる。やらなければいけないことといえば、Caruzzoにセキュリティを任せたいところにセットし、セキュリティモードを起動するくらいのことだ。セキュリティモードもスマートフォンから起動することができるため、結局は全てスマートフォンで事を済ませることができるということはいうまでもない。
一旦セキュリティモードをオンにすれば、それから以降は小さな物音や空き巣、窓への衝撃音など、深刻な被害をもたらすかもしれないあらゆる脅威や以上に対して見逃すことなく察知することができるようになる。
Caruzzoは自身に内蔵されている15の機能、中にはプロのセキュリティサービスでさえ提供していないようなものも含まれるが、それらを活用してあらゆる危害からエリアを守るよう活躍してくれるのだ。
まずは車のセキュリティに関する機能からだ。Caruzzoを車の好きなところにセットし、セキュリティモードをオンにしておけば、その車の周りで発生している音を認識してどのようなことが起ころうとしているのかという事を察知し、問題があれば持ち主のスマートフォンに呼びかけてくれる。呼びかけた後はそのままCaruzzoが聴いている音を電話越しに聞くことができ、すぐさま現場に駆けつけることが可能だ。
例えばレッカーされかけているシチュエーションだ。車にフックをかけられ、持ち上げられようとしている事をすぐに報告し、未然にレッカーを防ぐことができる。
あるいは車への引っ掻く行為も異音として認識し、いたずらや犯罪の防止につなげられる。大きな事故でなくとも、車に軽くぶつけられた場合でも「軽く小突かれた」事を報告してくれるし、窓を破られたなんてことがあれば間違いなくすぐさま教えてくれ、犯罪者の確保につなげられるかもしれない。
犯罪防止でなくとも、例えば広大な駐車スペースのどこに自分の車を停めたのかもGPSを使ってすぐに発見できる上、誰かが勝手に乗って行ってしまった場合でもCaruzzoを起動して今どこを走行しているのかを簡単に突き止めることもできる。この機能は車でなくとも、例えば旅行用カバンに入れておくことで、万が一のロストバゲージや盗難に備えてその荷物の位置をトラッキングすることもできる。この荷物管理モードは極めて省電力で運用することができるため、最大で12日間連続でトラッキングすることも可能だ。
Caruzzo Home Editionの実力
家庭での使用においてもCaruzzoは良い働きをしてくれる。家庭専用のCaruzzo Home Editionはマイクとスピーカーを備えているため、いつでもどこでも設置場所へ話しかけることができるようになるデバイスだ。この機能があれば、Caruzzoを通じて設置した場所にいる人とも気軽に会話をすることもできるようになる。
もちろんセキュリティとしての機能もきちんと有している。Car Editionと同様、セキュリティモード中にはどの部屋で物音がしたかを認識し、外出先のスマホデバイスに報告してくれる。
ドアが開いた音など、その音がどのような音であるかも聞き分けることができる。他にも足音がしているかなどを探知し、必要であればスピーカーを通じて物音の主に話しかけることもできてしまうのは便利なポイントだ。
留守番をさせていることどもがきちんと寝られているかも確認することができる。音声認識で子供の寝息などを確認し、直接マイクを通じて確認することもできる。
Caruzzoは小型であるため、自転車のセキュリティにも使うことが可能だ。GPSによる位置情報を正確にするバイクモードで、移動を探知すれば直ちに連絡してくれるようになるのが特徴だ。
あるいは犬の首輪に本体を取り付けて、迷子防止のGPSや万歩計にも使えてしまう。たとえ見失ったとしても飼い犬が何歩くらい歩いて、今どの辺にいるのかなどもわかってしまうからだ。
他にもストアセキュリティーモードなど、状況に応じた機能がいくつも備えられている。臨機応変にこれらを使い分けることで、身の回りのセキュリティは大きく改善されることだろう。
Caruzzoは現在Indiegogoで出資を募っており、79ドル以上の出資で車用を、119ドルの出資でホームエディションをリワードとして入手することができる。値段もそれほど高くないお手頃な価格で、その機能の豊富さを考えるとコストパフォーマンスの良い防犯アイテムと言えるだろう。
複数個を購入し、互いをリンクさせてさらに効果的な使い方をするというのも可能だ。