「MAP Health Watcher」で
病気の兆候を見逃さない生活を

MAP Health Watcherは体に現れる6つのバイタルサインを24時間毎日観察してくれる装着型のデバイスだ。バイタルサインを常に監視下に置くことで、心臓病や感染症といった病気を未然に防ぐことができるにとどまらず、そういった病が原因で生じる目に見える初期症状が現れる前に病気の兆候を感知することができる。

人工知能の搭載で正確な健康管理を実現したMAP Health Watcher

バイタルサインとはいわゆる人間の健康管理を行う上で生きている兆候を見るための特徴を指すもので、医療の世界においては様々なサインを生命活動と結びつけることができるのだが、この中でも6つに絞って計測を可能にし、かつそれらのサインから病気の兆候を判断し、知らせてくれるのがこのMAP Health Watcherである。

MAP Health Watcherは、スマートウォッチの健康に関するデータを収集する機能をより正確に洗練させるという目的で、2013年より開発が進められてきた。現在普及しているスマートウォッチの収集能力では医療目的で利用するには精度に欠けており、新たに医療用特化のスマートウォッチ開発が求められていたのである。

現代ではこれまでで最も詳細かつ広範な身体のデータを読み取ることができるようになったことで、MAP Health Watcherは医師に対してこれまで夢に思わなかった段階別のサポート、つまり患者の詳細な情報を提供できるようになり、患者のより長い寿命と健康な体を享受する機会を最大化することを手助けするのである。

MAP Health Watcherは腕時計型のデバイスであるため、難しい操作も必要なく身につけるだけでリアルタイムに身体の医療用データを集積と処理を始め、何かしらの問題を発見した際にはすぐさま反応を示してくれる。もしMAP Health Watcherの持つアルゴリズムが病気の兆候を認識すれば、デバイスを身につけている人にはもちろん、医療チームにもそのことを知らせ、簡潔で的確なアドバイスを知らせてくれる。

こういった機能はいずれもMAP Health Watcherに内蔵される人工知能の働きによるものであり、開発チームによる先駆的な取り組みの賜物であると言えるだろう。

デバイス装着者にとって最も必要な答えを提案してくれるMAP Health Watcher

MAP Health Watcherが感知できるバイタルサインは

・心拍数
・推定血圧
・皮膚温度
・皮膚電位
・運動/ショック
・心電図

の6つである。これらのデータから判断できる体の症状は心臓の異常や肺の不全、感染症、低体温症、脳卒中、ストレス、脱水症状、交通事故などの緊急事態を察知できるようになり、デバイスに内蔵されている人工知能が上記のバイタルサインの変化からこれらの症状を読み取り、現在のデバイス装着者の健康状態を認識してくれるという仕組みだ。もちろんデバイス装着者が交通事故やショック状態といった緊急事態に接していると認識した際には本人に知らせるだけでなく各医療機関や消防、親戚や身近な人間に連絡を自動的に入れてくれることで、装着者の生命の危険からの離脱を手助けする役割も果たしてくれる。

風刺漫画にあるようなデバイスがわかりきった危険を当人に知らせるだけの役に立たないロボットであることは極力回避するように設計されているというわけだ。

6つのバイタルサインを読み取るだけで、視覚センサーなどがなくとも緊急事態に巻き込まれたといったことまで予測してしまうのは人工知能の進歩を感じさせる要素と言えるだろう。

また、デバイス装着者のストレスを感知できる点もMAP Health Watcherの特徴である。人が今よりもっと健康的なライフスタイルを享受したいと願っても、何を基準にしてその目標を達成するべきかわからなくなってしまうものであるが、このデバイスは装着者の運動後のストレスレベルと回復速度を常に監視しておくことで、長期的な健康状態の観測を可能にしている。ストレスの状態と日々の健康に関する進捗状況を評価できる環境に身を置くことで、自分についてより理解の深い状態を維持し、健康管理に前向きな気持ちを維持することができるようになる。

健康管理以外にもMAP Health Watcherは「Wather」の名を冠しているだけあって、普段は時計として利用することもできる。またスマートフォンで使用できるMAPのアプリケーションと連動してデータを同期させたり、現在の健康状態の確認をスマートフォンで行えるのはもちろん、これまでの統計データを参照したり、共有機能を用いて他の人ともデータをシェアすることが可能だ。

本体はスチール製で1.2インチのAMOLEDディスプレイを採用。表面はサファイアグラスを使用しており耐衝撃に強く、もちろん防水でもあるため、緊急時においても正常なパフォーマンスを見せてくれる点が期待できる。本体色はローズ(ピンク)、ゴールド、グレイ(シルバー)、ブラックの4色展開を予定しており、バンド部分も白と黒の2色から選べるようになっている。

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MAP Health Watcherを購入すると、月30ドルのゴールドサービスパックと月50ドルのプラチナムサービスパックという二種類のサブスクリプション形式のサービスに加入することができる。indiegogoのファンディングプランでデバイス+3ヶ月あるいは6ヶ月のサービス付きパックに出資した際には、支援者限定のシルバーサービスパックとしてサブスクリプションサービスを受けることも可能だ。

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