組み換え機能で三位一体の活躍ができる
3Dプリンター「MOOZ」

3Dプリンターが実用化され、家庭用として徐々に受給しつつある昨今では、3Dデザイナーのレベルも上がり、安価で買えるにしてもより性能が高く、工業レベルでのクオリティを保証できるプリンターの需要が高まりつつある。

アメリカで開発された「MOOZ」はそんなやや高いレベルの3Dプリンティング技術のニーズに応えるべく、これまでの3Dプリンターにない精度と工業レベルで生産された信頼性の高いパーツにより、利用者が満足のいく3Dプリントを実現してくれる。

組み換え機能で三位一体の活躍ができる3Dプリンター「MOOZ」


高性能・コンパクトな家庭用3Dプリンタ

MOOZは最も頼もしく、かつリーズナブルなオールインワンの3Dプリンターだ。ヘッドパーツは換装可能となるよう設計されており、用途に応じて3Dプリント・レーザー彫刻・CNC加工と機能を変換することができるのが何よりの特徴である。

使用者がたとえアマチュアであってもプロフェッショナルであっても、頼もしいフレームがあなたの頭の中のイメージを正確かつ安定性を持ってアウトプットする行為を手助けしてくれるのだ。

MOOZがあれば、無駄な作業に追われることなく常に自身の想像力を中心に活動することができるようになる。

組み換え機能で三位一体の活躍ができる3Dプリンター「MOOZ」



MOOZの換装可能パーツを組み替え、フォームチェンジさせることでMOOZの行える作業には大きな違いがある。各パターンによって、動作速度やクオリティにも違いが生じるのだ。

そのためコンピューター内の設定だけでなく、換装可能な部分を組み替えることでプロダクトの仕上がりにも違いを生み出すことができるのだ。

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MOOZのパフォーマンスを支える高性能・高品質のパーツ群

このような高いパフォーマンスを家庭用レベルにまで落とし込むことができたのには、精巧で頑強なプリンターパーツの高いクオリティがあってこそである。例えばCNC加工で用いるボディパーツはアルミニウム合金で削り出されており、家庭用として販売されているものにありがちなプラスチック製とは比べ物にならないほどの耐久性を持っている。頑丈なメタルフレームでプリンターを構築することでプリンターそのものの耐久性を高め、結果的にMOOZの正確無比なパフォーマンスを発揮するのに役立っているのだ。

組み換え機能で三位一体の活躍ができる3Dプリンター「MOOZ」


リニアガイドも工業レベルに耐えうるクオリティで製作されている。ポジショニング機能は最高レベルの正確性を発揮し、プリントの際の振動は最低限度にまで抑えてくれる。リニアのブレはおよそ100mm分の0.01mmに抑えられていることからも、プロフェッショナルレベルの精度で生産されていることが理解できるだろう。

3Dプリントにおいてステッピングモーターの正確性は非常に重要な要素となってくるが、MOOZはおよそ0.005mmの誤差に抑える正確なモーターを採用しているため、作品制作には申し分ないレベルの力を発揮してくれるはずだ。

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こういった細部にわたるパーツへのこだわりから、MOOZはコンパクトで家庭的な3Dプリンターでありながら、驚くべき性能を発揮してくれる。3Dプリンタはプリント作業中に多くの立体的な動作を必要とする機械であるが、おおよそ人の目には判別がつかないレベルで動作の誤差を抑え、イメージや設計図に限りなく近い形で作品をアウトプットすることができるのだ。

MOOZのモジュラーデザインはパーツの互換性を生むだけでなく、その着脱も簡易的なものにしている。そのため使用者は面倒な手順を踏むことなく、シンプルな組み換えのみでMOOZの機能を余すことなく活用することができる。

組み換え機能で三位一体の活躍ができる3Dプリンター「MOOZ」


もちろん3Dプリンターとしての多機能性にも長けており、着色も問題なく行える。

組み換え機能で三位一体の活躍ができる3Dプリンター「MOOZ」


3Dプリントは作品を先に見てしまうと複雑な操作が必要ではないのかと考えてしまいがちだが、MOOZに関してはその心配の必要もない。MOOZはごく簡単なソフトウェアで簡単に取り扱うことができ、使用者はただデザインを用意し、ソフトウェアにそのデータを落とし込むだけでプリントすることができる。

MOOZに対応するアプリは複数存在し、Cura、 Slic3r、 Printrunなどと互換性を備えているため、MOOZのために新たな政策ソフトを導入する必要はない。

MOOZは取り扱いの際の安全性にも力を入れている。例えばレーザー彫刻の機能は失明などの可能性もあるが、レーザーを防護するシールドと安全グラスも付属するため、レーザーと直接触れることなく安全に作品制作に臨むことも可能にしてくれる。

そして本体価格のリーズナブルさも魅力的である。本来同レベルの3Dプリンターであれば本体価格だけで700ドル以上、あるいは1000ドル以上の価格帯が一般的である中、 MOOZは200ドル以下の価格での製品化を実現している。まさにコンパクト性と耐久性、そして価格においても優れたパフォーマンスを発揮する、次世代の3Dプリンタであると言えるだろう。

組み換え機能で三位一体の活躍ができる3Dプリンター「MOOZ」


MOOZは現在kickstarterで資金を募っており、当初は5万ドルの募集で開始していたものの現在ではその3倍に当たる15万ドルもの支援が集まっており、世界中から多くの注目を集めていることがこういった数字からもわかる。MOOZ本体がもらえる後援プランの枠も残り少なくなっているため、支援を考えている場合は早めの申請が急がれる。