スマートな携帯ホルダー「QLYX」
取り付けるだけでカーナビアプリを自動起動

定期的なアップデートで適切な道を表示してくれるところも、多くの利用者がスマートフォンのカーナビアプリを選んでいるポイント。さらにカーナビだけでなく、運転中のBGMにもスマートフォンを活用している人が目立っている。もはやスマートフォンは運転になくてはならないアイテムだ。

(動画再生時間:16秒)

運転中にスマートフォンを利用する際に、ほとんどの人は車にスマートフォンを固定する「携帯ホルダー」を利用しているのではないだろうか。携帯ホルダーはほとんどの場合、車と携帯ホルダーの接着面が吸盤か接着シールになっている。車の表面と接着面が合わず、吸盤が外れてしまったり接着シールの粘着力が弱まってガタガタになり外れやすくなったりということがある。エアコンの吹き出し口に差し込むクリップ式のものもあるが、スマートフォンを支えるグリップ部分が大きくて本体が動きやすくなってしまうことも少なくない。携帯ホルダーが固定されていないと、スマートフォンの落下などにより運転中の事故につながってしまう。
今回紹介するのはコンパクトでスマートにしっかりと車に固定できる携帯ホルダー「QLYX」。カーナビアプリを自動で起動する機能がついたドライブに最適な携帯ホルダーだ。

アプリと連動する携帯ホルダー「QLYX」

スマートな携帯ホルダー「QLYX」 「QLYX」は安全で使い心地が快適な携帯ホルダー。QLYXと車を接続する部分は、接着パッドとエアコン吹き出し口用クリップの2種類。車のデザインに合わせてさまざまな場所に接着可能だ。接着パッドは3M VHBの高品質な両面テープを採用。化粧パネルの固定などにも使われている柔軟で強力な接着テープだ。エアコン吹き出し口用クリップは鋼鉄で補強され、かつシリコンでコーティングされている。これにより滑りにくく強いグリップを実現している。 携帯ホルダーとスマートフォンは専用のマグネットで取り付ける。スマートフォン側に専用のシートを貼り付けたら、QLYX本体に内蔵されたマグネットと接続できる。内蔵されたマグネットは強力で激しい動きでも取り外されないが、磁気でスマートフォンにダメージを与えることはなく安全に設計されている。

スマートな携帯ホルダー「QLYX」

さらにQLYXは専用のアプリと連動することで、快適なドライブ体験を提供する。アプリはiOSとAndroidスマートフォンの両方で利用可能。アプリをとおしてナビゲーションシステムと音楽のストリーミング、駐車場所の記録といった機能が利用できる。最初にアプリを利用するときはQLYX本体にアプリをダウンロードしたスマートフォンを取り付けてペアリングする。ペアリングが完了したら、次からはQLYXにスマートフォンを取り付けるだけで自動的にカーナビアプリなどが起動。現在利用できるアプリはカーナビアプリのWazeとAppleのマップ、Googleマップ、そして音楽ストリーミングアプリSpotifyだ。対応するアプリは徐々に増やしていくという。スマートフォンを取り付けたときに起動するアプリが選択できるので、ドライブスタイルに合わせた環境を整えることができる。
車を駐車してスマートフォンをQLYXから取り外すと、駐車位置をピンで止めてスマートフォンに通知するのもQLYXの便利機能の1つだ。これでレジャー施設の広い駐車場に車を停めても場所を見失うことはなくなる。

QLYXは現在、Kickstarterでクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げている。目標金額は40,000ドル(約442万円)だが、2017年7月31日時点で50,000ドル(約553万円)近くの支援金額を集めている。プロジェクトの締め切り日は2017年8月26日(米国時間)。すでに目標金額を上回る人気プロジェクトだ。現時点でQLYXの基本セットが受け取れる29ドル(約3,200円)の早割パックは売り切れてしまったが、33ドル(約3,640円)の支援から早割と同様の基本セットが受け取れる。小売希望価格は48ドル(約5,300円)なので、30%オフで製品を受取可能だ。発送予定日は2017年10月~11月で、世界を対象に発送するという。

スマートフォンのデザインに合わせた多彩なカラー

スマートな携帯ホルダー「QLYX」

QLYXの接着システムで気になる点は、QLYX本体とスマートフォンを接着するためにスマートフォンに取り付けるシートではないだろうか。色にこだわってスマートフォンを選んだユーザーも多いはず。接着シートが大きくスマートフォンのデザインを壊してしまうということになりかねない。
QLYXにはスマートフォンのデザインを考慮して、黒・白・ピンク・シルバー・ゴールドという5つのカラーが用意されている。シートの薄さは0.5mmで、なるべくスマートフォンのデザインに影響を及ぼさないスマートな設計だ。

QLYXの魅力は、車だけでなく家のあらゆる場所に取り付け可能なところ。接着パッドを使えば、冷蔵庫や壁などフラットな表面にQLYXを取り付けることができる。スマートフォンスタンドがなくて動画を手にもって見るしかないというシチュエーションも多いのではないだろうか。QLYXを壁に取り付ければ、狭い場所でもスペースを有効しながらスマートフォンを操作できる。ドライブだけでなくさまざまな場所で活用できるのがQLYXのポイントだ。