4Kカメラを備えたドローン「Gobe」手頃な価格でデザイン性と機能性に自信

特に最近では、手頃で気軽に使用できるドローンの販売が目立つ。中にはスマートフォンで操作する自撮り用の小型ドローンなど、流行を反映した商品が多数販売された。しかしそういったドローンはあまり高画質に対応していないという側面がある。値段の手頃さと同時に、消費者が満足する質の提供が課題になっている。
値段の手頃さと性能を重視して開発を進められているドローンも多数存在する。今回紹介する「Gobe」も、カメラの性能とデザイン性、機能性に妥協しない新型ドローンだ。

4Kカメラと自動追跡機能を備えた「Gobe」

Gobeはクリアな映像を撮影する4Kカメラを備えたドローン。電気自動車「テスラ Model S」に使われているものと類似したリチウムイオン二次電池(Li-ion電池)を採用している。ほとんどのドローンで使用されているリチウムイオンポリマー二次電池(Li-Po電池)よりも、Li-ion電池は3~4倍のサイクルが可能。他のドローンの飛行時間は平均6~15分だが、Gobeは最大28分の飛行時間を実現している。さらにプロペラの素材は炭素繊維で、自動追跡モードを搭載。デザイン面と機能面どちらも優れた商品だ。 Gobeは最大高度2.4マイル(約4km)まで到達可能。最大速度は55km/h。重量は約550gだが、装着しているアクセサリーによって変化する。

4Kカメラを備えたドローン「Gobe」

Gobeの開発チームは2015年に発足した。開発チームの目標は高品質なドローンを手軽な価格で販売すること。最初は若く小さなスタートアップ企業としてスタートしたが、当初から確固たる目標を持ったインターナショナルなチームだった。
Gobeは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoでプロジェクトを立ち上げ中だ。目標金額は50,000ドル(約550万円)で、プロジェクトの締め切りまで約1カ月を残している(2017年7月28日時点)。399ドル(約4万4千円)の支援でGobe本体が受取可能。希望小売価格は659ドル(約7万3千円)なので、39%オフで購入できる。世界中に発送できるが、日本への発送料は別途29ドル(約3,000円)かかる。最初の製品発送予定日は2017年10月末~11月初め。予定どおり進めば今年中に発送予定だ。

優れたデザイン

4Kカメラを備えたドローン「Gobe」

Gobeの特徴は4Kを誇る高品質なカメラに加えて、高いデザイン性を持つこと。世界でもトップのデザイナーが協力して、他のドローンとは異なる独自のデザインを採用して差別化を図った。Gobe本体にある目のような部分は、夜の暗い環境でもGobeを認識するためにライトが光るようになっている。撮影中に夜が更けてきても、Gobeの位置を確認しながらの撮影が可能だ。またプロペラの素材に採用されている炭素繊維は、振動を抑える役割を果たしている。これによって旋回したときの騒音が抑えられて、撮影した映像に音が入り込むという問題を解決してくれる。折りたたみ可能で持ち運びに優れている点も魅力だ。

自動追跡など高度な機能

4Kカメラを備えたドローン「Gobe」

ここからはGobeの機能を紹介していきたい。Gobeはコントローラーとスマートフォンを利用した遠隔操作を提供している。専用のアプリをスマートフォンにインストールしたら、カメラで景色を確認しながら撮影可能。アプリのインターフェイスは他のカメラアプリと類似したデザインなので、直感的な操作を可能にしている。操作画面にはバッテリー状況と緊急着陸・帰宅ボタンが常に表示されている。万が一充電切れやアクシデントが起こっても、ドローンを傷つけず避難させることが可能だ。

Gobeは様々なアクションをとってくれる。ユーザーが撮影したいポイントへの自動追跡機能はもちろん、ボタンを押すと自動で離陸・着陸を行う。ドローンは着陸するパートが一番危険だと言われているが、コントローラーを使った難しい操作を必要とせずワンプッシュで着陸してくれる。またドローンを上空で見失ったとしても、帰宅ボタンを押せばドローンが指定の位置に戻ってくる。バッテリーに気を付けていれば、ドローンを紛失するという可能性をかなりの確率で防ぐことができる。

4Kカメラを備えたドローン「Gobe」

Gobeはスマートフォンを使った「ライブストリーミング」と「VRビュー」という独自の機能を備えている。ライブストリーミングでは、ドローンが撮影している景色をリアルタイムでスマートフォンにライブストリームする。開発元によると、Facebookなどソーシャルメディアへのライブストリーミング機能を開発中とのこと。将来的にアプリをアップデートして提供したいと語っている。
もう1つの特徴的な機能であるVRビューは、VRゴーグルをかけてドローンの撮影している風景を没入感の高い環境で視聴する機能だ。Gobeのプロジェクトでは、29ドル(約3,200円)の支援でVRゴーグルを受け取ることができる。

またGobeには衝突予防センサーが搭載されているので、障害物への衝突を避けて本体へのダメージを防ぐことが可能だ。この機能により、室内など障害物が多く狭い空間での操作も可能にしている。4Kのカメラを備えたドローンとなると10万円は超えてしまう。それを考えるとGobeはさまざまなシチュエーションで利用できる手頃な価格のドローンだ。市場に出ることで、買い手の選択肢が広がることが予測できる。

Gobe Drone - Fly Smarter

カテゴリー: Next-genTech   

日向 ゆま

日向 ゆまAuthor

フリーランスの翻訳者兼ライターとして活動。専門はIT・マーケティング、ゲーム翻訳も担当。主にソーシャルメディアマーケティングに関する記事執筆と翻訳に携わる。また過去にVRの最新ニュース翻訳も担当。特にVR・AR・MRに興味あり。

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