外部ネットワークに接続することなく議事録の作成ができる。独自のエッジAI技術を活用したこの法人向けソリューションは、会議での会話を即座に文字起こしするほか、一定量ごとに要約も生成する。文字起こし~話者分離~要約生成をすべて本体搭載AIで処理――
そのため、ネットワークを介した情報漏洩のリスクを低減するという。シャープは、同社のエッジAI「CE-LLM」を活用した議事録作成支援ソリューション「eAssistant Minutes」に日本語と英語、日本語と中国語(簡体)を双方向に翻訳する機能などを新たに搭載した。本体の設置/設定、5年保守も含み、既存顧客なら無償となるアップデート版は今月中旬より提供される。
今回の新機能、①上記双方向翻訳では、会議前に翻訳機能をオンにし、英語または中国語のいずれかを選択すると、選択した言語を自動で認識して日本語の翻訳文を表示する。日本語で話された内容も、選択した言語に翻訳して表示。翻訳処理は本体のエッジAIで完結するため、クラウドを介さずセキュアに利用可能だ。海外拠点との会議など、日本語話者と英語または中国語話者が会話する場での円滑なコミュニケーションを支援する。
②文字起こしや翻訳、要約生成の開始などの操作をWEBブラウザ上で行えるようになった。構内ユーザー側では専用のコントロールアプリをインストールすることなく各種操作が可能なため、セキュリティポリシーなどの要因にてアプリ導入が制限される企業や団体でも、スムーズに導入してもらえる(管理者設定には要コントロールアプリ)。
さらに、③複数人の話し声から話者を分離する精度が向上。これにより、声の特徴に基づいて話者の同一性を判定、声紋を登録する手間なく話者分離が可能だという。同社は、人々の「暮らす」と「働く」のあらゆるシーンに寄り添う独創的なモノやサービスを通じ、「新しい文化」を創造する企業を目指している。