価値を創出する事業モデルが「モノ」から「コト」へ変わるなか、顧客との継続的な関係性を構築するサブスクビジネスが拡大している。企業・団体における業務用IT(情報技術)システムは、所有から利用へとその形態が遷り変わっている。昨今、企業においてサービス利用が加速するなか――
複数部門が同一のサービスを別々に契約する一方、請求先はひとつの部門にまとめるといったことをしている。そのため、サービスを提供する側では、請求や債権に関する管理業務が一層複雑化しているという。日立ソリューションズは29日、幅広い業種のサブスクビジネスの顧客管理から決済までをワンストップで支援する「BSSsymphonyサブスクリプションプラットフォームサービス」において、複雑化する請求管理や債権管理の機能を強化したしくみの提供を始めた。
①同一顧客が契約する複数のサービスごとに請求先を分割して指定できる。複数顧客が契約する各種サービスを特定の請求先にまとめて一括請求することも可能。請求管理の柔軟性が高めて、請求業務の効率化や運用負荷を軽減。②顧客が設定する支払条件に対して、しなやかな債権管理ができ、債権管理業務の確実性が向上――といった特長を新たに備えた。
パッケージ版とあわせて日本国内で30社以上の導入実績を持つ「BSSsymphony」は、サブスクビジネスにおける顧客、契約管理、複雑な課金請求業務をサポートする。今回強化した機能は、サービス事業に力を入れるBtoB企業で培ったノウハウを標準化したものであり、サービスごとの請求先管理ならびに支払条件のフレキシブル設定を可能にする。
同プラットフォームサービスにより、サブスクビジネスの管理業務全般の効率化と利便性向上を図るという。同社は、今後も企業のサブスクビジネスを支援し、企業経営のSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の実現に貢献していく構えだ。