情報通信
SMB経営のDX、AIを活用してデータ駆動型の意思決定をお手軽に
情報を制する者は世界を制するという格言を現代化かつ具現化したものである。「データドリブン経営」が、DX(デジタル転換)の推進とともに広まりつつある。今後、AIの活用度が企業の競争力に大きな影響を与える時代になると言っても過言ではない――
企業はAIの活用を検討する際、自社のビジネス課題に対して、どのAI技術が活用可能か、それに必要なデータは利用可能かを見極める必要があるという。大塚商会は、スモール~ミディアムビジネス(SMB)を対象に、AIを活用したデータドリブンの意思決定を手軽に実現する新サービス「dotData Insight Lite」を10月1日より提供する。
同社データサイエンティストによるユースケースの設定支援、データクレンジングの助言データ投入方法に関する相談などの伴走支援サービスもオプション提供する――。「迅速な意思決定」「生産性の向上」「競争優位性の強化」といった効果が期待できる。同サービスは、米dotDataが開発した革新的なデータ分析プラットフォーム「dotData Insight」の全機能を利用可能であり、中堅・中小企業向けにクレジット消費型モデルを採用した仕組みだ。
dotData Insightは、業務部門が主役となるビジネスアナリティクスを実現し、AIが発見するデータに隠れたパターン(特徴量)を直感的で使いやすいインターフェースを通じて提供。これにより、業務部門は自らデータからインサイト(気づき)を導き出せ、迅速かつ効果的なデータにもとづいた意思決定をサポートするという。
今月末までに契約の意思決定をした企業には、先行契約特典として、上記新サービスの契約モデルに合わせたOpenAI API連携クレジットを無償提供するという。大塚商会はdotDataと26日に、「生成AIとdotData独自のAIで実現する新しいデータ分析の体験セミナー」を共催する。