それは公開後2カ月でユーザー数が1億を突破。世界中でもて囃されている。日本国内でも導入検討、一部サービスへの活用が積極的になされているが、各々安全・効率的に活用するための仕組みづくり、利用者のリテラシー向上、技術革新や法整備にあわせたアップデートをしていく必要があるという。
NSSOLは7月24日、顧客の業務変革に向けた生成AI/ChatGPT活用支援サービスを開始した。生成AI導入に向けた企画構想、生成AIを活用した業務設計および実システムの構築・運用、従業員への定着、全社への横展開支援までが含まれる。同サービスの提供を通じて、各企業の業務課題に対応する生成AIを活用した業務変革をワンストップで行う。
生成AIの活用に向けたハンズオン研修や試用環境構築による感覚の習得、それらを踏まえたユースケース/アイデア創出の過程から顧客に伴走し、生成AIの業務適用の立ち上がりから支援する。個人情報や営業秘密といった社内情報管理や、アクセス制御といったセキュリティの観点も考慮したシステム立ち上げについてもサポートする。
①「手触り感の習得」、②ユースケース/アイデア創出と課題の特定、③課題検証(PoC)、④実運用と社内展開を行う。同社は、先端技術の実適用に向けた研究を進める「システム研究開発センター」を有し、ChatGPT登場以前から大規模言語モデル(LLM)をはじめとした自然言語処理の業務適用に関する研究開発を進めていたという。
全社での生成AIに関する社内活用ガイドラインを整備し、社内ハッカソンの実施、社内利用環境の準備など、実業務への適用に向けた知見を蓄積している。NSSOLは今後も、自社のパーパス「ともに未来を考え 社会の新たな可能性を テクノロジーと情熱で切り拓く」のもと、生成AIをはじめとしたデジタルテクノロジーの提供を通じて顧客の新しい価値創造に貢献していく構えだ。