クラウド時代の多彩かつ安全なデータバックアップを容易に具現化する

DX推進によってクラウドシフトが加速している。企業は多様なIT環境にデータを保有し、それらをバックアップすることが大きな負担となっているが、サイバー防御策を要する。万一侵入されると復旧には莫大な費用と時間がかかり、情報漏洩のリスクも高まる。しかし多くのSaaSベンダーは――

サイバー攻撃で破損したデータの復旧に責任を負わない姿勢だという。日立ソリューションズは、CommvaultならびにRubrikと販売代理店契約を締結。「データバックアップソリューション」のラインアップを拡充し、データの統合的なバックアップや、ランサムウェア攻撃によるバックアップデータの改ざん防止を実現する。今月18日、クラウドとの高い親和性を持つMetallicと、ランサムウェアの攻撃に高い対抗力を持つRubrikの提供を開始する。

前者は幅広い環境のバックアップが可能で、Microsoft Azureとの連携により、データ量増加による自動スケールアウトにも対応。利用者データの保護が利用企業側に求められるSaaSのバックアップに優れていて、オンプレミスとクラウドの統合バックアップもできる。導入から管理運用まで、全てをブラウザ上の画面から行える。一方後者は、イミュータブルファイルシステムにバックアップを取得し、ランサムウェアによるデータ破壊からバックアップを守る。

バックアップデータからランサムウェアの感染状況や、機密データがどの対象に存在するかを可視化できる。データ量の増加にはスケールアウトで対応。データ保護ポリシーを作成すれば、バックアップの運用・管理の自動化もできる。ハードウェアアプライアンスでの提供により導入や運用に掛かる負荷を軽減する。

日立ソリューションズは、顧客ニーズに合わせたデータバックアップソリューションの拡充を進める。企業のサステナビリティ経営とレジリエントな社会の実現に貢献していくという。